December 28, 2010

『ロンドン10日間ツアー(2日目)』 無償の愛


前日、Chelsea戦が終わってホテルに戻ったのは23時過ぎ。
考えてみれば、昨日は早朝に日本を出てからホテルに戻るまで24時間活動していた事になる。
体があまり強くない妻の具合も心配だ。今日は無理せず、近場で楽しむ事にしよう。

ホテルで朝食を食べながら、今日の予定を立てる。
 ・朝食をゆっくり取った後、ホテルの近隣を買い出しがてら散策する
 ・午後は、今回のArsenal戦のチケットを手配してくれた現地エージェントの森田さんと昼食を一緒にする
 ・森田さんと食事が終わった後、中心街に繰り出しショッピングと夕食を楽しむ

ホテルの近くにKing's Cross St. Pancras(キングスクロス・セントパンクラス)という駅がある。
パリとロンドンを鉄道で結ぶEuroStar(ユーロスター)のロンドン側の発着駅だ。
2〜3年前までは、ロンドン側の発着駅はWaterLoo(ウォータールー)という駅だった。
(5年前には、このWaterLoo駅からパリに「日帰り大作戦(前編)(後編)」を決行した)
前回来た4年前と比べて、新しくEuroStarの発着駅になったKing's Cross駅周辺は随分人の動きが増えた。
“国際線”の開通により、大きな旅行鞄を持った人たちが多く目につく。
人だけでなく、駅も大きくなった。
“EuroStar”の発着駅にはお洒落なレストランやカフェ、ブランドショップ、雑貨屋等々の店舗が開店している。

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<4年前から工事をしていたKing's Crossの駅>

“森田”さんとはこの駅のレルトランで昼食を一緒にする事になった。
(このレストランは、“Mr. Bean”(ミスター・ビーン)の映画撮影に使われたそうです)
森田さんと一緒に食べたメニューはこんな感じ。

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<パイとソーセージ煮込み&マッシュポテト>


森田さんは小柄でキュートな日本人。年齢不詳の童顔。
しかし、この年齢不詳の小柄でキュートな童顔娘が話しだしたら止まらない。まるで機関銃の様にしゃべりまくる。
寒波による大雪で、この2週間の間は空港が閉鎖になったり、サッカーの試合が中止になったりして大変だった事。
ヒースロー(ロンドン)空港が閉鎖になり、パリの空港に降ろされたお客さんがそのまま何日間かパリの空港で足止めされたり、マンチェスター空港に降ろされたりしたらしい。

天候でお客様の到着遅れても、Footballの試合が中止になっても、必ずお客様の元へチケットを届ける。
それが自分に課せられた使命と森田さん。日本人らしい“サービス”に対する考え方だ。
この国のサービスレベルの事を考えると全く頭が下がる。
「私は知らない。他の窓口で言ってくれ」「それがルールだから」「ここにそう書いてあるから」
この国では融通が利かない事が多し、窓口での接客態度も結構悪い。

そして話しはSMAPの事へ。
森田さんはSMAPの中居君の大ファン。
定期的にSMAPのコンサートの為に日本へ行っているようだ。
チケットはYahooオークションで調達。
コンサートでSMAPのメンバーの目に自分の姿が留まりやすくするために、Arsenalのアウエー用のユニフォームに“SMAP”の文字をあしらった特別仕様の仮装で出かけるらしい。
Arsenalのアウエー用のユニフォームは黄色を基調にえんじ色でアクセントをつけたもの。
確かに目立つ。
森田さんは、上から下までこのコスチュームに身を包むそうだ。
こんな感じ。

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<ユニフォームの背中には“SMAP”の文字>

福岡でのコンサートの時、アリーナでこの姿に身を包んだ森田さんの事を“慎吾(香取慎吾(SMAPのメンバーの一人)”が見つけ、“グー”(親指を立てるポーズ)のサインをしてくれたと森田さんが興奮しながらしゃべる。
「“慎吾”が“グー”ってやってくれたの」
「ほんと?自分でそう思い込んでるだけじゃない?」
「本当だってば。本当に、“グー”ってやってくれたの!」
「でも、何でArsenalのユニフォームなの?」
「だって、この黄色目立つし、“慎吾”はサッカー好きだし。」
「は、は、馬鹿みたい!」
他愛の無い話題で話しが弾む・・・。

でも、よくよく考えてみればArsenlを追っかけている私と何ら変り無い。
高額なチケット。
時間がかかるアクセス。
Arsenalのユニフォームを着て、声をからして応援しても、どんなに追っかけても、試合に勝つとは限らない。
『無償の愛』
結局“ファン”ってそういうものが心の奥底にあって、その対象を応援し(愛し)続けるんだろう。
見返りなんて何も無い。
でも、見返りなんて何も要らない。
好きなんだから!
(そういえば、チャンピオンリーグの決勝でパリまで出かけて負けた試合もあったなぁ・・・。)

あっという間に時間は過ぎ、レストランのお客もまばらに。
時計はもうすぐ16時。
ここから外は見えないが、もう外は暗くなり始めているだろう。
“昼食”がもう夕刻に。冬のロンドンの日は本当に短い。

レストランの入り口で森田さんと記念撮影。
残り3試合のチケットも受け取った。
『無償の愛』の旅は続く・・・。


Arsenal Number 7/hanai

Posted by hanai at 15:30:00 | from category:  Arsenal | TrackBacks
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