January 01, 2011

『ロンドン10日間ツアー(5日目)』  アフタヌーンティー  [午後の部]


31日午後の部は、“アフタヌーンティー”と”バレエ“鑑賞。

午前の部、“Arsenal Shop”での買い物が予想以上の量になってしまったので、一旦ホテルに戻りArsenal Shopで購入した物をホテルの部屋に置く。

さあ、出発だ。
まずは、今夜19:00から観る予定のバレエ”シンデレラ“の券を劇場のボックスオフィスに取りにいく。

券はWebで購入した。
ロンドンに出発前、日本で購入しておいた。
驚いた事に、Webで購入後、世界どこにでも指定場所に購入した券を郵送してくれるサービスがある。
日本までの郵送のリードタイムは平均7日。さすが、ロイヤルバレエ!
我々が“シンデレラ”の券をWebで購入したのは、ロンドンへ出発前の7日前だったため、自宅までの郵送してもらうサービスは使わず、当日劇場のボックスオフィスで受け渡しするサービスを選んだ。

国立ロイヤルバレエのボックスオフィスで券を受け取る。
券にはMr. & Mrs. Hanai と印字されている。
「おー、かっこいい!」
妙な事に感激。

お次は“アフタヌーンティー”。
妻のチョイスは”ブラウンズ ホテル“のTea Room。
自称“地図が読める女”、我が妻の案内でブラウンズホテルにたどり着く。

格調が高そうなホテルだ。
通りからTea Roomの中をチラッと覗いてみる。
きれいな身なりの人達が深いソファに身を沈め、お茶をしている。
ものすごく静かでリッチな雰囲気だ。
「本当にここに入るの?俺、カーゴパンツなんだけど…。」
妻に一応聞いてみる。
「うん、ここ。」
妻の決意は揺るぎない。
全く動ずる気配なく、ホテルのエントランスに向かう。
(何だよ、”スマートカジュアル“って言ってたじゃん。俺、カーゴパンツなんだけど…。)
身なりだけじゃ無い、私は元々こういった“格調”とか”格式“がある所が大嫌いな性分。
フットボールの応援が自分には似合っていると思っているし、実際に楽しい!

Tea Roomの入口に立って、ウェイターかウェイトレスに声をかけてもらうのを待つ。
「はい、何か?」
Tea Roomのマネージャーらしき女性が声をかけてくる。非常に美しい女性だがメチャメチャ気が強そうだ。
(何かって、ずいぶんだなぁ。“お茶”しにきたんだよ!)
「あのー、お茶と何か食べたいんですが…」
今から思うと、”アフタヌーンティー“に来ましたと、ストレートにいえば良かったのに、何だか恥かしくて“何か食べたい”などとわけの分からぬ事をモジモジ言ってしまった。
女性マネージャーは少し考える仕草をしたのち、少し間を置いて、
「5分くらい待ってもらえますか。テーブルの準備をしますから。」
としっかりしたビジネススマイルでこたえる。

(よし、これでとりあえずは中に入れそうだ)
Tea Roomの入口脇に並んで置いてある椅子に女房と腰掛けて、テーブルの準備ができるのを待つ。
妻はもうウキウキだ。
そんな彼女に私がつっかかる。
「だいたいさぁ、俺、こういう格式あるところって大嫌いなんだよね、知ってるだろ!バレエとかアフタヌーンティーとか…、今回が最後にしてくれる。」
妻は大人だ。このひと時を大事にする事に集中する。
「ごめんね。もう言わないから。」

女性マネージャーが我々のところにメニューを持って現れる。
メニューを開きながら何にするか尋ねられたが、頼む物はもう決まっている。
女性マネージャーも“アフタヌーンティー”を勧める。
「はい、それにして下さい。」
女性マネージャーが開いているメニューをちらっと見ると、37ポンドと書いてある。
(37ポンド…。二人で74ポンド。74ポンドって、1万円ちょっと…。高!)

「ねえ、1万円くらいするみたいだぞ。やけに高いな。」
妻にに一応嫌味を言ってみる。
「そう?だってアガサクリスティも来てたところだから。芝居や演劇、バレエをみる人達が鑑賞中にお腹が空かない様に、午後に紅茶と軽いものをつまんだ(食べた)のが始まりだって。私達も今夜はバレエを観るからちょうどいいのよ。」
動じるどころか”歴史“の説明までする妻。妻の勝ち。

10分くらい待った頃、テーブルの準備が出来たと、Tea Roomに通される。
紅茶の種類を聞かれ、Earl Greyをチョイス。
しばらくして出て来たのはこれ。




紅茶、ミルク、そして継ぎ足し用のお湯が入った入れ物。
そして一番下にはたっぷりのジャムとバターが入った容器。
下のプレートにはサンドイッチ。
真ん中のプレートにはスコーン。
一番上のプレートにはケーキの数々。




まずは、紅茶をひとすすり。
「おいしい!」
確かに値段だけの事はある。香りも味も飛び抜けていい。
私は周りから“お茶爺”と言われている。お茶や紅茶の味や香りには”うるさい“と自負している。
でも、この紅茶、これまで飲んだ紅茶の中で飛び抜けてうまい。
女房も「おいしい、これ。」と満面の笑み。

次はサンドイッチ。
これもうまい!
考えてみれば、ホテルで朝食をとった後、何も食べてない。
時計はもう17時を回っている。
あっという間にサンドイッチを平らげる。
驚いた事に、サンドイッチのプレートが空になったら直ぐにウエイターが代わりのサンドイッチを持って現れ、空のプレートと取り替えてくれた。
「これって、ワンコそば形式なの?」
事情がよく分からず妻に聞いてみる。
「ワンコそば形式ならお代わりがずっと続くじゃん。きっと1回だけよ。」
「本当?もうお代わりないの?」
「知らない。」
貧乏くさい会話をする夫婦。

次、次!
次はスコーンを食べてみる。
スコーンにたっぷりのジャムとバタークリームを塗りたくりガブリと一口。
「うまい!」
スコーンは私の大好物の一つ。色々なスコーンを今まで食べたが、やっぱりこれもトップクラス。

次、次!
次はケーキと思ってたら、今度はウエイトレスがキャビンと共に現れ、キャビンの上に載った好きなケーキを選んで下さいと語りかけてくる。
(ケーキって、一番上のプレートに載ったケーキにまだ手を付けていないんだけど…。)
女房はチョコレートケーキをチョイス。
私は要らないと断る。

プレートの上のケーキも美味しかった。
女房がチョイスしたチョコレートケーキも美味だったようだ。

1時間くらい、じっくり時間をかけお茶と軽食を楽しむ。
(こんな事毎日やってたらきっと太ってしょうがないだろうな・・・)
軽食といえお腹はいっぱいだ。
Tea Roomは適度に暖かく(暖炉に火がついていた)、グランドピアノの生演奏がバックミージック。
超豪華な雰囲気!
ここに入る前はあんなに妻にくってかかっていたのに、もう大満足!
ゴメンね!


Arsenal Number 7/hanai


Posted by hanai at 00:18:00 | from category:  Arsenal | TrackBacks
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