December 23, 2007
重爆撃機炸裂！ [Arsenal 2-1 Tottenham]
Middlesbrough（ミドルズブラ）戦での敗戦（2-1）から3試合を戦った。
日付順に、
12月12日 Arsenal 2-1 Steaua Bucuresti （Champions League）
12月16日 Arsenal 1-0 Chelsea （Premier League）
12月18日 Blackburn 2-3 Arsenal （Carling Cup）
の3試合。
Steaua Bucuresti（ステアウア・ブカレスト）戦ではVan Persie（ペルシ）が復帰、怪我明けにも関わらず軽快な動きを見せ、若手中心のチームを勝利に導いた。
Chelsea戦では、Cesc（セスク）、Flamini（フラミニ）、Hleb（フレブ）の中盤3人が復帰した。この試合は、前半ロスタイムのGallas（ギャラス）のヘディングが決勝点になった。後半途中から出場したPersieの軽快な動き、Almunia（アルムニア）の好セーブ、得点の割りに見応えのある試合だった。
続くBlackburn戦は、出場機会に恵まれない若手中心で毎年挑むCarling Cup。開始早々、Diaby（ディアビ）の見事なボレーシュートで先制。続いて、Denilson（デニルソン）の必殺スルーパスに反応して相手DFの裏に飛び出したEduardo（エドゥアルド）が冷静にゴールを決め2点目。このまま楽勝かと思ったら、2点を返されて延長戦に…。Denilsonの退場（90分）で10人になったArsenalだったが、延長前半終了直前、Song（ソング）のスルーパスにEduardoが相手DFの裏に飛び出す…。またしても冷静にEduardoがゴールを決め、Blackburnに引導を渡す。
Middlesbrough（ボロ）戦での敗戦から3連勝。怪我人も復帰し順風満帆と言いたい所だが、試合中何度も相手にペースを掴まれ苦しい戦いが続く、この所失点が多いのも気になる…。試合途中に“息切れ”する場面が多いのも気になるなぁ…。
そして、迎えたSp*rs戦。
ゴールを挙げるのを楽しみにしていると試合前日に語ったPersieはお休み。Carling Cupで大活躍したDiaby、Diarra（ディアラ）もベンチから外れた。
前半途中まではArsenalペースで進むが、その後は“モヤッ”とした展開に…。
大丈夫かな…と思った矢先の後半開始早々、Cescからのヒールパスを受けたAdebayor（アディバヨール）が冷静に決める。先制。
しかし、Berbatov（ベルバトフ）が難しい体勢からのシュートを決めてあっさりと同点に追いつかれてしまう。
私は基本的にArsenal以外の選手に興味を持つことは無いが、このBerbatovというブルガリア人にはずっと心惹かれている…。見事なトラップ、正確無比なパス、決定的な場面でシュートを冷静に決める頼もしさ…。Sp*rsが昨シーズン、彼をドイツのLeverkusen（レーバークーゼン）から獲得したのがもの凄く羨ましかった。やっぱり奴にやられた…。
そして、PK。
絶体絶命。
PKスポットに立つのはRobbie Keane（ロビー・キーン）。
2003/04シーズン、無敗優勝をWhite Hart Lane（Sp*rsのホーム）で決めた時、ロスタイムにこいつに決められたPKのお蔭で優勝を“勝利”で飾れなかった。胸糞悪い記憶がよみがえる。
（Almunia、何とかしてくれ…）
しかし、何と、Almuniaが胸糞悪い奴のPKを止める。
「止めた！止めた！」
興奮が頂点に達する。心臓がドクドク鳴っているのが自分でも分かる。
（止めた…、ありがとうAlmunia！）
直後にArsenalのコーナーキック。
CescからのコナーキックをBendtner（ベントナー）が見事に決める。
“重爆撃弾”。
彼のヘディングシュートは世界一の迫力だ！全く有無を言わせぬ、圧倒的な威圧感。
こんなシュートで勝ち越しが出来るなんて超気持ち良い。
2-1。
ゲームはそのまま終わり、勝ち点“３”をゲット。
苦しい試合だったけど、これで今節も首位キープ。
いいぞ、Arsenal、苦しい試合が続けど、このまま首位をキープしようぜ！
Arsenal Number 7/hanai
[Arsenalの重爆撃機]
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