May 29, 2005
センター・バック争い
現在アメリカに遠征中のイングランド代表。
代表遠征に参加しているCambell（キャンベル）が「FA決勝に出場出来なかった事は"不満"であった。」とシカゴで行われた記者会見で話したようです。
インタビューによると、FA決勝戦は"ベンチ・スタート（控え）"であると、ベンゲル監督がCambellに告げたのは決勝前日だったとの事。
"ベンチ・スタート（控え）"を告げられた時の状況（ベンゲル監督との）を記者団に何度もCambellは質問されが、
「ほんの2〜3語との会話だった（We had a few words）」と繰り返すにとどまった。
「もちろん傷ついたさ。特に、2003年のFA決勝は出場停止処分でプレーする事が出来なかったからね。その時は決勝に勝ち上がるまで、ずっとプレーし続けていたのに。」
「ボスの決定（自分がベンチ・スタートである決定）には何らかの理由がある。そして、我々はゲームに勝ち、私も仲間達とその勝利を喜んだ。でも、その試合でプレーした奴らとは"喜び"は一緒じゃないよ。」
「すごく欲求不満だった。だけどその事は忘れて、将来を見つめなきゃ。」
また、一方で、Cambellを"ベンチ・スタート"に追いやった若きSwiss代表ＤＦのSenderos（センデロス）は、Arsenalから2010年までの契約延長のオファーを受けたらしい。シーズンが始まる前の7月には新しい契約を結びたいとベンゲル監督自身も述べています。
今シーズンのArsenal DF Lineを一言で表現すると"情緒不安定"。
Lehmann（レーマン）を"荒治療（控えに回す）"する事によって、彼の"復帰"後は徐々に安定。
また、Cambellの怪我後はSenderosの登場によってDF Lineに"緊張感"が生れ、"堅い"試合運びが出来るようになった。
もはや、Cambellと言えどもレギュラーの保証はない。
まだまだ、SenderosにはCambellのような"安定感"はないかも知れないが、Senderosはセットプレーでの"飛び込み"と突然の"攻撃参加"という2つのオプションが来シーズン以降大いに期待出来る。
特に、最近セットプレーから得点出来ないArsenalにとって、Van Persie（ヴァン・ペルシ）が繰り出す、鋭く"落ちる"フリー・キックと相性が良いSenderosの"飛び込み"は魅力的である（今シーズンは得点出来なかったが・・・）。
SendoresとCambell。
"守備"だけでなく、"攻撃"も含めて、来シーズン以降レギュラーポジション争いをして欲しい。
誰もレギュラーの保証はない。そういう戦いをしない限り、Chelsea（プレミア優勝）, ManU（何も無し!）にLiverpool（ＣＬ優勝）を絡めたタイトル争いには勝てるわけがない！
頑張れ！Sendores, Cambell。C'mon, gooners, we have to beat them!!
Arsenal Number 7/hanai
Comments
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