July 11, 2005

[Arsenal News] from Dalian （大連）


仕事でDalian（大連）に来ています。
昨日やっと仕事が片付き、今日（日曜日）は一日大連の休日を満喫しました。
この４〜５日忙しくて[Arsenal News]をアップできませんでしたが、今日は大連のでの出来事も合わせ、皆様に最新の[Arsenal News]をお伝えします。


まずは、一回目の交渉が決裂したSeville（セビージャ）のBaptista（バプティスタ）の話題を２つ。
一回目の交渉が決裂はしたが、BaptistaはArsenalへの移籍を熱望。
「プレミアのトップチームが私に関心を持ってくれて本当に嬉しく、また幸運に思う。Arsenalとの契約が待ちきれない。」と語っています。
また、先週サンパウロでWenger監督はBaptistaと会い、チーム（Arsenal）の事、サッカーの事について話をしたようです。
しかし、この"会談"が球団（Seville）の許可が無く行われたと問題になっているようです。

Baptistaに関するもう一つの話題は、Spurs（Totenham（トッテナム））がSevillaに獲得の意思を表明、£1千6百万（約32億円）をオファーした模様（Arsenalのオファーの２倍以上！）。
Sevilleは、この金額ではBaptistaを売らないと、Spursのオファーを拒否したようだが、Arsenalが彼を買うためにはそれ以上のオファーが必要？になる。・・・・・・・、少し難しくなってきたようです。
因みに、今日現在「Arsenalから新たなオファーは無い」とSeville側はコメントしています。


先日、Liverpool（リバプール）のGerrad（ジェラード）の退団が決定的、Chelsea（チェルシー）行きが濃厚とお伝えしましたが、一転、Gerradは新たに４年の新しい契約をLiverpoolと結びました。
このあたりの一連の出来事にWenger監督が強い不満を表明しています。
Wenger監督の"不満"は、「全ての事がChelseaの決断を待ってからしか行うことが出来ない」という事（ChelseaがGerradを買わないと決めてからしか、他チームは"動く"ことができない。また、それによって選手の値段が不当に"つり上がる"）。
Wenger監督が獲得を強く切望しているManchester City（マンチェスター・シティー）のWright-Phillips（ショーン・ライト・フィリップス（以下SWP））も、Chelseaが買うか、買わないか決めてからしか、"動く"事が出来ない現状を問題視しています。まずはお金持ちのクラブが獲得の第一優先権があると言う事ですね（まあ、愚痴ってもどうしようも無い事ですが…）。
現在SWPは依然Chelseaの"結論"待ちの状態（ChelseaはGerradを買うかどうかでSWPの結論を先延ばししていた）。Wenger監督の悩みは当分続きそうです。


シーズン終了直後大騒ぎになった"ColeGate（コール事件）"。その後すっかり音沙汰が無いが、どうもCole（コール）は今週から予定通りArsenalのトレーニングに参加するらしい。
現在Coleは２年の契約をArsenalと残しているため、Cole側はその契約に基づきArsenalに残り（現在のところArsenalとの新規契約交渉は行われていない）、まずはColeの"名誉回復"（プレミアから課せられた処分に対する）にフォーカスするとの事。
やれやれ…。この件がこれ以上騒ぎにならない事を祈ります。


毎度の事ながら、キャプテンVieira（ビエラ）の"移籍が決定！"と騒がれています（今回はJuventus（ユベントス））。この話題はこれ以上書いてもしょうがないので止めときます。


大連での出来事を２つ。

１つ目は、大連の街角でトゥレのユニフォーム（２８番）を着て中国将棋をしていた人を発見した事。
タクシーで移動中だったので写真が撮れなかったのが非常に残念だったけど、「なんでトゥレ（２８番）なの？将棋？」と思うと同時に、思いもかけず"仲間"を発見して大興奮。タクシーに同乗していた大連スタッフに熱く熱くArsenalを語ってしまいました。
大連は地元サッカークラブが数年前にアジアカップで優勝したこともあり、中国の都市の中でも非常にサッカーに熱い地域。街の中心部には大きなサッカーボールを象ったモニュメントまであります。

２つ目は、跼鍵子（Ti Jian Zi）という遊びに参加したこと。
大連ではイギリスの都市設計を真似たのか、大きな通りが交わるところ（交差点）がロータリー形式になっています。そのロータリーが結構大きく、ロータリーの中は公園のようにデザインされ、夏の夜は市民の憩いの場所になっています（冬は寒さが厳しいため人は居ない）。
夕食後、大連のスタッフとホテルに帰るため歩いているとロータリーに沢山の人だかり。
「屋台でも出てるの？」と聞くと、
「They are playing Ti Jian Zi（ティ・ジャン・ジーで遊んでる）」と大連スタッフ。
ロータリーに近づいてみると、いろいろなグループが羽根の付いた小さなパットを蹴り合っている。
遊びのルールは手以外（主に足）を使い、この羽根付きパットを相手と空中でパスし合うらしい（パットを常に空中でパスし合わなければならない）。大連スタッフの説明では、夏の夜にはどこかともなく老若男女がロータリーに集まり、グループに関係なくこの遊びを楽しむとの事。
大連スタッフは私に跼鍵子（Ti Jian Zi）のルールを説明しながら、親子（母親と息子）で遊んでる人に声をかけて自分も遊び始め、いつの間にか私も参加。結局、どこからともなく現れた若い男女も参加して計６人で跼鍵子（Ti Jian Zi）を２０分程楽しみました（今朝、足の付け根が痛かった！）。
大連では小さいときからこの遊びをするらしい。上手い人は本当にアクロバチックなプレーをします。
だから大連はサッカーが盛んなのかもしれません。

夜だったので写真が上手く撮れなかったけど、一応その時の写真をアップします。
そういえば、京都の公家さんの遊びで似たようなのが有ったな…。何て言うんだっけ？
hane

Arsenal Number 7/hanai
Posted by hanai at 04:06:46 | from category: 　Arsenal | TrackBacks
Comments

AKI:

蹴まり…でしたっけ？そんな単純な名前じゃなかった？ボールじゃなくてバットっててとこが難しそうですね…。確かに足痛くなりそう。
そこでhanaiさんは、Bergkamp並みのボール、じゃなくてバット(？)さばきでもって、大連の皆さんをあっといわせてやったわけですね！
(July 12, 2005 17:17:44)

sally:

Hello, everyone.

Glad to visit here.

Welcome to Dalian, Ti Jian Zi is quite good for your health and easy to play well.

Anyone want to try pls contact with Hanai, as he bought one from Dalian.
(July 12, 2005 23:54:55)

hanai:

AKIさん

そう、"蹴鞠（けまり）"です。それ、それ。
Googleで調べたら出てきました。実演VTR。
http://www.ne.jp/asahi/amat...
興味無いかも知れませんが…。

それと"Berkamp並み"でなく"Pires並み"です（もし私をおだてようと思っているなら）。
え、え、初めてにしては"上手い"と褒められ、結構調子に乗ってました。久々に子供のようにはしゃいでしましました。

そうそう、爆弾テロの件、無事で何よりです。しばらくBlogの更新が無かったんで心配していました（まさか…、とは思ってましたが）。

Sally,

Welcome to "Arsenal hanai blog". I'm very happy to find you on my blog!!

Unfortunately I didn't buy any "Ti Jian Zi"... Could you pls buy one and send it to me? so I can enjoy to play here in Japan. ha, ha.

I miss you and Dalian... however I believe I'm able to visit Dalian again within two month and also believe being a good player of "Ti Jian Zi" until then.

Arsenal Number 7/hanai
(July 13, 2005 02:02:24)

AKI:

そうでした、Pires並みでしたね、これは失礼いたしました(笑)。
テロの件は日本でもかなり深刻に報道されていたようで…どうもご心配おかけしました。このとおり、私は大丈夫です！
(July 13, 2005 19:51:17)
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