July 17, 2005
[Arsenal News] さよならビエラのその後
衝撃的なビエラ移籍から２日。
悲しみに暮れている間にも様々なニュースが飛び込んできます。
まずは、ビエラの移籍会見の写真から。
彼が縦縞のユニフォームを着る姿がまだまだ想像出来ずに苦しんでいますが、ユーベのユニフォームを手ににっこり笑っているビエラの顔を見ると「これが現実」か…、と納得するしかありません。
Arsenal.comに彼の最後のインタビューが掲載されています。
移籍の決断は難しかった事。クラブ、監督、自分自身が移籍に関して合意し、笑顔でクラブを去ることが出来る事。クラブの雰囲気は最高で、この様なクラブとは二度と出会えないと思う。等々、彼の９年間のArsenal生活を感謝の気持ちで振り返ったインタビューです。
"移籍"といえば、何かと"問題"を孕んでいる場合が多い昨今。それを考えると、彼の"移籍"は祝福された希有な事例なんでしょう。
この様な写真を見ると、彼が居なくなって大丈夫かなと思わずにはいられませんが、Wenger監督も彼の"移籍"は想定範囲内だったはず（こんなにあっさりと彼を出すには必ず"秘策"がある！）。来月から始まるシーズンまでには、我々に何らかの"答え"を見せてくれるものと思います。
尚、新キャプテンにはHenry（アンリ）が任命された。
ビエラの移籍手続きが着々と進む中、我がGunnersはBarnet（League Two)とFriendly Matchを行いました（Barnet 1-4 Arsenal）。
この試合、注目する点が３つ。
一つ目は、開始早々（２分）にHleb（フレブ）が得点を決めた事。Arsenalではアシストだけでなく得点も決めたいと語っていたHleb。幸先よいスタートです。
二つ目は、トライアルでChristanval（クリスタンバル/26歳）がCBとして参加していた事。このDFは先月Marseille（マルセイユ）を"解雇"され現在はフリーの状態。しかし、一時はヨーロッパで最も期待できるDFとしてMonaco（モナコ）所属時（2000年）に称された逸材。2001年にBarcelona（バルセロナ）に移籍後は再三の怪我で良いところなく、Marseilleとの契約を２年残したまま先月に解雇。Wenger監督を頼ってトライアル（試行期間）に参加しているらしい。
この様な選手の扱いは、Wenger監督が最も得意とするところ（しかもMonaco出身！）。この試合でも良い動きをしていたようなので期待したい選手です（しかもタダ！）
三つ目は、Henryをはじめ、主力選手が早々にこの試合に出場した事。
この試合の先発メンバーは、
GK: Howard
DF: Hoyte, Christanval, Cygan, Lauren
MF: Reyes, Hleb, Flamini, Pires
FW: Henry, Bergkamp
**HoyteとChristanvalのみ90分フル出場。
何だか"気合い"を感じます。
この試合の得点者は、Hleb（2分）、Henry（15分）、Berkamp（28分）、Hoyte（35分）。
Reyes（レジェス）とClichy（クリシ）の若手左サイド二人がArsenalと契約を更新。
Reyesは６年、Clichyは５年の契約延長。Clichyの５年はチョット意外…。AshのBackupとして成長してくれる事を期待します。
獲得は絶望的と思われていたSevilla（セビージャ）のBaptista（バプティスタ）。水面下でArsenalは£1千3百50万（約27億円）をセビージャに再オファーしたようだ（これって、ビエラをユーベに売った価格と全く一緒！）。因みに、前回の提示額は£8百万（約16億円）。しかし、セビージャ側は「£1千7百（約34億円）以上でなければ売らない」とArsenalの新しいオファーを拒否。「我々（セビージャ側）は彼（Baptista）を売るのに慌てる理由は無い。」と長期戦の構え。どうなるのかな〜。欲しい選手だとは思うんだけど…。
Arsenal Number 7/hanai
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