August 15, 2005
[ARSENAL 2-0 NEWCASTLE UTD] 8月14日
開幕戦白星発進！
まずはボス（Wenger監督）の試合後のコメントから。
■パフォーマンスについて…。
この試合が始まる前から難しい試合になることは分かっていた。Newcastleは既にシーズンをスタートさせていたから、我々より体力的（ボールの競い合い）に有利だったからね（Newcastleは既にUefa Cupを何試合も戦っていた）。試合開始１０分ぐらいで、耐える事と、ＤＦでミスをしてはいけない事が必要だと気付いたよ。Jenas（ジェネス）が退場になり、一層耐えなければならなくなった（相手が完全に退いてくるため）。ハーフタイムの時、我々にミスがなければラスト２０分で勝負がつくと思っていた。
■Jenas（ジェネス）の退場について…。
危険なタックルだったね。プレミアリーグでは、あの程度のタックルで退場にならないケースを見たことがあるだろという人がいるかも知れない。そうかもしれない…。でも、彼が右足を（Gilberto（ジウベルト）の背後から）入れて、立ち足をすくう様なプレーをしたとき、これは危ないと思った。しかも、そんなことをする必要がない場面でもあった。しかし、彼が退場になって残念だった。
■Newcastleについて…。
Newcastleはホームでポイントを挙げると思うよ。彼らのＭＦは素晴らしい。ボールをキープできるし、非常に高いレベルでプレーしている。このチームと対戦するには、非常にフィジカルを強くしなければならない。彼らは２人の中盤が常に３人を相手に戦うんだ。
ボスのコメントにあるように、前半はフィジカル面で勝るNewcastleがArsenalを苦しめる。Arsenalは前線でボールの”収まり所”を全く作ることが出来ず、なかなか自分達の思ったような”形”が作れない。
はっきりしない試合展開が大きく変わったのは前半３０分。JenasがGilbertoに背後からのタックルで一発退場。１０人になったNewcastleは以後前線にShearer（シアラー）のみを残し、完全に退いて守る展開に。
相手が１０人になり、数的優位を得たArsenal…。しかし…、退いて守られた相手を崩すのは容易で無い事は分かるが、なかなか効果的に攻められない。いらいらする試合展開が続く。
Arsenalの現有戦力を考えると、こんな試合展開を打破する方法は１つのみ。２列目以降からの強引な飛び出し（相変わらず今年も、セットプレーと高さ勝負からの得点の”匂い”はしない）。LjungbergとLaurenの右サイドコンビの強引な攻撃を中心に何度かチャンスを作り出すが、最後の仕上げまで到らず…。
そんな中、今シーズンの最初の得点を生んだのは、やっぱりLjungbergの右サイドからの強引な持ち込み。相手ペナルティーエリア（右サイド）で倒されＰＫを得る（８０分）。これをHenryが決めて1-0。
続く２点目は、Berkampの代わって入ったPersie。
これまた強引に右サイド奥深く侵入したLjungbergからのセンタリングに、Persieが相手ＤＦの密着マークを受けながらも反応。相手ＤＦを背中でブロックしながら、センタリングされたボールに左足をチョコンと合わせ、ボールの方向を上手く変えてゴール（おー、何て優雅で華麗なゴール！）。こりゃ、今年は間違いなく爆発しますよPersie!!! 歓喜するゴール裏サポーターに両手を広げ挨拶するPersie。その笑顔に少し目頭が熱くなる。「うん、いい子だ！」。どういう訳か分からないが、サポーターに挨拶するPersieを見て、そんな言葉を呟いている私…。
["いい子"Persieの華麗な得点]
そしてもう一つ触れなければならないのはHlebの事。初めて見ました、”動く”Hleb。鋭い”ドリブラー”と聞いていたんで、少しセルフィッシュ（強引）なプレーヤーなのかなと思っていましたが、左サイドでバランスを上手く取りながら、Arsenal Styleでプレー。”鋭い”ドリブルをこの試合で見ることが出来ませんでしたが、可能性を感じさせるには十分すぎるデビューでした。今後が楽しみです。
Liverpoolは引き分けたが、ManU, Chelseaは勝ち点３を挙げる（Chelseaは９０分のCrespoの得点で0-1の勝利）。
来週（２１日）はChelsea戦。楽しみです。
■Player Ratings(選手評価) [Sky Sports]
■Jens Lehmann (レーマン)
何もする事が無かった 6
■Lauren (ローレン)
前線への飛び出しが良かった 7
■Kolo Toure (トゥレ)
堂々としたプレー 8
■Philippe Senderos (センデロス)
堅い守り 7
■Ashley Cole (コール)
可 6
■Fredrik Ljungberg (リュングベリ)
活発なプレー 7
■Gilberto (ジウベルト)
良いパスプレー 7
■Francesc Fabregas (セスク)
堅実なプレー 6
■Robert Pires (ピレス)
走り回った 6
■Dennis Bergkamp (ベルカンプ)
静かすぎた 5
■Thierry Henry (アンリ)
彼のベストでなかった 6
■Alexander Hleb (フレブ)
(SUB) 将来有望 6
■Mathieu Flamini (フラミニ)
(SUB) 遅すぎた登場 5
■Robin van Persie (ペルシ)
(SUB) 上品なフィニィッシュ 6
Arsenal Number 7/hanai
Comments
london pride:
ヴィエラが抜けたまま、補強もあまり無く、ライヴァル達の様子を聞く度に少々心配になりながら迎えた開幕戦の観戦でしたが白星スタートでほっとしました。アシュリーコール、ピレスはまだらしくありませんでしたが、右サイドは良かったですね。トゥレ、センデロスのディフェンスも安定していて安心しました。そしてやっぱりフレブは期待できそう！
ところで殊勲のファンペルシの過ちについてはどうなるのでしょうか？
ところで殊勲のファンペルシの過ちについてはどうなるのでしょうか？
(August 16, 2005 01:32:22)
(-A`):
とても見易くて、見る側が楽しめる様にとの気遣いを感じる優しいブログだと感じました。それと博識ぶった評論家気取りの鼻に衝く態度では無く、１ファンの視線で書いてくれてる事で文面より親しみを感じます。
お気に入りに入れて次回の更新を楽しみにしております、頑張って下さい！！
お気に入りに入れて次回の更新を楽しみにしております、頑張って下さい！！
(August 16, 2005 01:40:25)
hanai:
london prideさん、
そうですね、[左サイドの攻撃＋Henry]の攻撃コンビネーションはイマイチでしたね。次節（Chelsea戦）での復活を期待しましょう（次節は左サイドにReyesが入る可能性もある）。
Persieについては、現在も調査中と伝えられていますが、検察側の表立った動きは無いようです。今週のオランダ代表戦にも召集されてます。このまま"不起訴？"になるんじゃないかと想像しています。人間としてしっかり成長して欲しいですね（私も含め！）。
(-A`)さん、
励ましのお言葉有難うございます。本当に嬉しいです。
はい、頑張って更新します！（でも、結構怠け者なんです。申し訳ありません）
また遊びに来てください（毎日でも構いません！）。
質問："(-A`)"という記号にはどういう意味があるんですか？（学校の成績？"マイナスＡダッシュ"とか…）
Arsenal Number 7/hanai
そうですね、[左サイドの攻撃＋Henry]の攻撃コンビネーションはイマイチでしたね。次節（Chelsea戦）での復活を期待しましょう（次節は左サイドにReyesが入る可能性もある）。
Persieについては、現在も調査中と伝えられていますが、検察側の表立った動きは無いようです。今週のオランダ代表戦にも召集されてます。このまま"不起訴？"になるんじゃないかと想像しています。人間としてしっかり成長して欲しいですね（私も含め！）。
(-A`)さん、
励ましのお言葉有難うございます。本当に嬉しいです。
はい、頑張って更新します！（でも、結構怠け者なんです。申し訳ありません）
また遊びに来てください（毎日でも構いません！）。
質問："(-A`)"という記号にはどういう意味があるんですか？（学校の成績？"マイナスＡダッシュ"とか…）
Arsenal Number 7/hanai
(August 16, 2005 03:50:29)
