August 24, 2005

[Arsenal News] Chelsea 1-0 Arsenal 　ボスのコメント＋"あいつ"のコメント


Chelsea戦後のボス（Wenger監督）のコメントと選手評価（Sky Sports）をお伝えします。
また、勝っていつも以上に饒舌なChelsea Mourinho（モウリーニョ監督）のコメントもいくつか紹介します。見たくない方もいらっしゃるかもしれませんが…、まあ、たまには相手の事を知るのもいいかもしれません。

そして最後に明日行われるFulham戦の先発予想を付け加えておきます。


まずはボスのコメントから。

■試合の結果について…。
「もちろん結果には失望しているよ。あんなバカらしいゴールを献上してしまって…。試合の出来には満足していない。もっと良いゲームが出来ると思っていたからね。ボールは支配していたけど、プレーの"切れ"が無かった事と、相手ディフェンダーへのプレッシャーが欠けていたね。チーム（選手達）も失望しているよ。でも、我々はもっと良いプレーが出来ると信じるしかないね。」

■彼（Mourinho）のチームの信念について…。
「我々のチームには僅かに"信念"が欠けていた。だから失望した気持ちのまま家に帰る事になる（負けた事）。しかし私は結果を出来るだけ客観的に捉えたい。私は両チームの間に"力"の差は無かったと思う。」

■ゴールを挙げられなかった事について…。
「その事については何も心配していない。我々はいつだってゴールを挙げてきたからね。負けはしたけど、この試合でもいくつか良い収穫があった…。特にHleb（フレブ）のプレーは良かったね。将来楽しみなコンビネーションプレーがいくつか有ったからね。でも、チームにはもっと（勝つという）"信念"を持って欲しいね。」

■Drogba（ドログバ）の決勝ゴールについて…。
「Senderos（センドレス）は多分彼（Drogba）をオフサイドにかけようとしたんだろう…、何が起こったのかよく分らないけど…。Lehmann（レーマン）も同様に何か誤解してたようだ…。この試合で我々はゴールを決める事が出来なかった。だから"ミス"した方が負けたんだ。」

■Chelseaの資金力について…。
「もしあなたがサッカー選手だったら、重要なのは、あなたに付いた"金額"（値打ち）でなくて、いいパスが出せるかどうかだと思うだろ？"金額"（値打ち）は選手の質を現わす指針というより、価格交渉の結果だ。結局、沢山の選手達が高い"金額"（値打ち）で売買され、選手達はその"金額"（値打ち）程のものは生み出していない。」

■今シーズンはチームの"過渡期"ではないか…。
「そんな事はない。我々のチームは沢山の可能性を持っている。まだ2試合目だよ…。私の野心は高いんだ。クラブにとって偉大なシーズンになると思っているよ。偉大なシーズンになるものを我々は持っている。」


ボスにしては珍しく、二人の"個人名"を挙げ敗戦を振り返っています。
若いSenderosに関しては、彼の今後の選手生活を考えて"喝"と"期待"の意味を込め、個人名をあえて挙げたのかなと思うんですが…。ベテランのLehmannも"同罪"として一刀両断（あのプレー、Lehmannも悪いのかなぁ…？）。この敗戦がよほどショックだった事がうかがえます。
また、"Belief"（"信念"と訳しました）という言葉を使い、「チームに"信念"が欠けている」と二度もコメントしています。これも珍しい事ですよね…。

我々（サポーター）にとっても、この敗戦はショックです（私は本当に落ち込んでいます）。
この敗戦が尾をひかぬよう祈るばかりです。


次はMourinho（モウリーニョ）のコメント。

「私はArsenalが今日負けたからって優勝争いから脱落したなんて思わない。」
（俺だって、そんな事思ってないぞ！）

「Arsenalはトップから3ポイント離されただけだ。昨シーズン、我々はトップから5ポイント離された事が有ったけど、結局12ポイントの差をつけて優勝した。」
（その時5ポイントの差をつけてトップだったのは"Arsenal"だったし、12ポイント離されて2位だったのも"Arsenal"。結局、Gunnersを慰める振りして勝ち誇ってるんじゃないの？あんた！）

「我々（Chelsea）は彼ら（Arsenal）よりチャンスが多く有った。だからハーフタイムに選手達に言ったんだ、ゲームは拮抗している、感情のコントロールと組織的戦術をしっかり行う事、また"野心"を持ってプレーする事をね。」
（Chelseaが前半俺達よりチャンスが多くあったかどうかは知らないが、"感情コントロール"、"組織的戦術"、"野心"のくだりは学ぶべきものが…あるなぁ…。）

「Drogbaがそれに答えてくれたよ（彼がハーフタイムに選手に語った言葉に対して）。我々のディフェンスはチームとして良く機能していた。あのゴールは本当にラッキーだったよ。」
（や〜、お前は本当にラッキーな奴だなぁ…。それは俺も認める。異議なし。）

「ゴールを挙げたのが残り15分の時。私はベンチに座って考えたよ、この試合は勝ったとね。だって我々のディフェンスは固い。ディフェンスが"固い"って事は最も重要な事なんだ。」
（・・・・・・・・・・。）

まだまだ奴は沢山語っていますが…（"両チームの力は拮抗していた"とか"これからシーズンは長い、だからArsenalにもまだチャンスがある"等々）、訳すのが面倒になってきました。この辺で止めときます。


さて、明日はFulham戦。気分一新！締まって行こうぜ！（ディフェンスが最も重要だ！）
明日の先発予想です（ちっとも当たらないけど…）。
Fulham 050824

FWは、Henry（アンリ）とPersie（ペルシ）のTwo Top。
（Bergkamp（ベルカンプ）は背中の痛みで欠場の可能性大）

MFは、左が満を持して登場のReyes（レジェス）。右がHleb（フレブ）。
この2試合動きの悪いPires（ピレス）はベンチスタート。Ljungberg（リュングベリ）はChelsea戦の負傷のため欠場（Ljungbergはレントゲンとスキャンの結果、単純な打撲と判明した模様）。
真ん中は、Gilberto（ジルベルト）とFlamini（フラミニ）のコンビ。Cesc（セスク）はベンチスタートか…。

DF&GKはいつものメンバー。

控えは、
・Almunia（アルムニア）　[GK]
・Cygan（シガン）　[DF]
・Fabregas（セスク）　[MF]
・Pires（ピレス）　[MF]
・Quincy（クインシー）　[FW]
の5人か。

この時間のキックオフ（London時間 19:45）は、日本では本当に辛いんだよねぇ。次の日の仕事にモロ影響する…。でも、この試合の後は2週間続けてＷ杯予選でプレミア無いから、気合い入れて見るしかないか…。絶対勝ってくれよ！（引き分けなんて"想定範囲外"！）

おっと、忘れてました。Chelsea戦の選手評価（Sky Sports）です。

■Player Ratings(選手評価) [Sky Sports]

■Jens Lehmann　（レーマン）
　責められない　[8]
■Lauren　（ローレン）
　優秀　[7]
■Philippe Senderos　（センデロス）
　代償が大きすぎる再過失　[5]
■Kolo Toure　（トゥレ）
　優　[7]
■Ashley Cole　（コール）
　いらついていたが印象的　[7]
■Fredrik Ljungberg　（リュングベリ）
　痛すぎる負傷退場　[7]
■Francesc Fabregas　（セスク）
　固いプレー　[7]
■Gilberto　（ジウベルト）
　Okay　[6]
■Alexander Hleb　（フレブ）
　非常に素晴らしい先発デビュー　[8]
■Robert Pires　（ピレス）
　影響与えず　[6]
■Thierry Henry　（アンリ）
　不思議なほど地味だった　[6]
■Mathieu Flamini　（フラミニ）
　(Sub)評価なし　[0]
■Robin van Persie　（ペルシ）
　(Sub)良く働いた　[7]

Arsenal Number 7/hanai
Posted by hanai at 03:28:05 | from category: 　Arsenal | TrackBacks
Comments

Man-Sen-ter United:

Robin Van Persie良く動いた？腰の事ですか？I think he should change his name to RAPIST van Persie!!!
(August 25, 2005 13:18:22)

nagao:

What is "Man-Sen-ter"?
What a no sense(so bad) "NickName".
I hate slander for private life.
I wanna have a discussion about ONLY FootBall.
your friend
(August 25, 2005 15:59:08)

hanai:

Man-Sen-Ter Unitedさん、
こんにちは！Persieの活躍への"嫉妬"ありがとうございます。ええ、彼はしっかりチームの一員として"働"いていますよ。
あとは彼の"容疑"が晴れるのを、我々ファンが待っているところです。
そう言えば、Roonyとかいう"元気"な青年がいましたがいかがお過ごしですか？「あんまり調子に乗ると、"痛い目"にあうよ」とお伝え下さい（いつも彼の事心配しています）。
今回は本当にコメントありがとうございます。また遊びに来て下さい。
Persieへのエールありがとうございました。

Nagaoさん、
Manxxxter Unitedの方からのエールをありがたく頂戴しましょう。Persieの"復帰"が予想以上に早いので焦っているんだと思います。
Persieの今後と活躍をこれからも一緒に見守っていきましょう。

Arsenal Number 7/hanai
(August 27, 2005 00:06:17)

london pride:

え〜と私の記憶している限りで、ここ1年くらいでタブロイド紙を喜ばせた話題を思い出してみました。ルーニーがガールフレンドと家族ぐるみでホテルでパーティを開いた際、両家酔っ払って大喧嘩の立ち回りでホテルをブッ壊したとか、そのほかにも彼は方々に女の子を求めて出没しているようですね。リオは泊まっているホテルで夜中に酔っ払って部屋にスヌーカの台を持って来いと騒ぎ、ボーイに断られると暴れたとか、キャプテンのロイ・キーンは犬の散歩中にどっかの少年と揉めて脅しつけたとか、ま！話題に事欠きません。日本はともかく、そもそもフットボーラーというのはワーキングクラス育ちで少々お行儀はよくありません。それでも「サッカーは少年を大人にし、大人を紳士にする」という格言があるのです。将来ある若者には暖かい眼差しが必要でしょう。（ロイ・キーンは若者じゃないのに。アイルランド人だから熱くなると止まらなくなっちゃうのはしょうがないか？）ちなみに私はルーニーもリオも大好きな選手であるし、レッドデヴィルスもライヴァルとして敬意を抱いております。それなのに下品でつまらないハラスメントを、それもわざわざ御丁寧に英文で投稿してそれがクールだとでも思っているらしいマンＵファンのレヴェルには呆れますね。マンＵはビジネス路線に走り過ぎて地元をないがしろにしているとの批判はよく聞きますが、広げすぎたファン層にはこういう人達も混じってくるという事ですか。ファン・ぺルシの容疑は事実ならば看過できない重大さを孕んでおり、からかうようなネタではありません。アーセナルだけでなくサッカーのファンとして疑惑が解消する時まで静かに見守りたいです。
(August 28, 2005 09:33:48)

hanai:

皆様、
スイマセン。私が" Man-Sen-Ter United"さんに不用意なコメントをしたばかりに、少し感情的なBlogになってしまいました。

誤解が無いように、 "Man-Sen-Ter United"さんについて私から説明したいと思います。
彼は私の会社の同僚の外国人です（日本語があまり得意でない）。根っからのManUファンです。サッカーの話をしなければ、本当に"いい奴"です（サッカーの話しになると"Red Devil"に変身する）。
イングランドのサッカー文化に慣れ親しんで育ったせいか、その発言は我々日本人にとっては少々過激で下品でもあります。
彼にとっては"何気なく"コメントしただけだと思われます。許してやって下さい。

申し訳ありませんでした。楽しいBlogをこれからも皆で作っていきましょう。よろしくお願いします。

花井
(August 29, 2005 03:21:50)

london pride:

了解です。
(August 29, 2005 20:19:00)
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