September 05, 2005

正夢？


退屈な週末でした・・・。シーズン中なのにArsenalの試合が週末に無いなんて最悪です・・・。
試合だけでなく、大したニュースもありません。


Arsenalの試合が無いなら、自分で試合を作ってしまえ！と思ったのか、Arsenalの"夢"を見ました。
"正夢"！と思わずにはいられない内容だったので、皆様にお伝えします。

"私"はロッカールームを出て、スタンドへと続く通路で他の選手と入場のアナウンスを待っていました。
"我々"は今シーズン、既にプレミアの優勝を決めていた（FAは負けた）。残るビッグタイトルはＣＬ。Arsenalは長年このタイトルに"縁"が無く、Arsenalの輝かしい歴史の中で唯一欠けているこのタイトルを獲得すべく、この日はスウェーデンに乗り込み、"その時"を待っていました。

"私"のポジションは右Wing。少し守備的な陣容が必要な時には、いつも"私"が右Wingで起用されていました。今の"ボス"は私のバランス感覚（攻守の）がお気に入りらしく、大事な試合では必ず使ってもらっていました。

前半は0-0。興奮状態で駆け回ったせいで皆随分バテていました。ハーフタイムの"ボス"の指示は、「緊張を保て。つまらないミスは絶対するな。ミスしたほうが負ける。両Wingはお互い"縦"の関係を意識しろ（一方のWingが前に出ているときは、もう一方のWingは下がり目のポジションを取る）。前に出ている方のWingを攻撃の起点とすること。FWは斜めに走りこむこと」というものでした。

「ありゃ、ボス、俺のポジションの事言ってる・・・。こりゃ、ちゃんとしなきゃ代えられるな・・・。」
Arsenalの左Wingは攻撃大好き人間（いつも前線で走り回っている）。"ボス"の指示をそのまま受け取れば、私が引き気味で左Wingが高い位置を保つことになる。「よし、後半は"潰し役（守備）"に徹するか・・・。」そんな事を思いながらピッチに向かう。

"ボス"の指示通り、全体のバランスを取って、後半、私は引き気味にプレーをする。相手の攻撃を何度か潰し、そろそろ"前"にも"顔"を出さなきゃと思っていたその時！ハーフライン手前10mくらい手前でフリーな状態の"私"の足元にボールが・・・。
「おっと、こりゃどうすりゃいいんだ・・・。」取りあえず、自分の前にあるスペースに向かってドリブルをと思った瞬間、"私"の左目が前線で、相手ＤＦとオフサイドラインの駆け引きをしている左Wingの"赤いユニフォーム"を捕らえる。ドリブルをと思っていた体（足が）が自然に反応して、左Wingの選手に向けてロングパス・・・。パスは相手ＤＦの裏に飛び出した左Wingの選手に渡り、そこから中央から走り込むＦＷと、右側から相手ゴールエリアに斜めに走りこんできたＦＷにセンタリング。しかし相手ＤＦがカット！「おー、やっぱり駄目か」と思った瞬間、相手ＤＦがクリアミス。ボールは右側から走りこんできたＦＷの足元へ・・・。シュート！おーーー、ゴーール！
「こりゃ、ボスの言っとったとおりだ！すげぇ！（これはボスが言った通り（の展開）だ。すごい。）」

1-0。残り時間は守備に追われる。審判の笛が鳴った時（試合終了）は、もう１ｍたりとも走れない状態。勝った事より、試合が終わり「もう走らなくていい」事のほうが嬉しかった。
"私"はそのまま芝の上に仰向けになり、「このままここで寝ることが出来たら気持ちいいだろうなぁ・・・」と思いながら、ベンチ前（"私"が寝ている所とは逆サイド）で"優勝騒ぎ"をしているチームを眺めていた・・・。


突然、場面は変わり、翌シーズン。
"私"はまたＣＬ決勝の舞台に。昨シーズンと違うのは、今シーズンはプレミアで既に敗れ、ＦＡでも負けていた。今シーズン、我々に残された唯一のタイトルはＣＬのみ！しかし前評判はArsenalが圧倒的に不利。

"私"は相変わらず右サイドを任され、この日も先発。
前評判は圧倒的に不利だったが、選手達は前年の優勝もあってか超リラックスムード。「試合が始まればこっちのもんだ」と我々は思っていた。
キックオフ。試合は"我々"の予想通りこっちのペース。前半早くも先制点を挙げ、後半も早々に追加点。そのまま逃げ切り優勝！ＣＬ連覇！（この日の私は走り回るのみだった）

"正夢？"はまだ続く・・・。

"私"は、前年ＣＬで優勝した時は忙しすぎて日本に帰ることができず、そのままヨーロッパでオフを過ごしたため、この年は日本へ帰ることにした。
名古屋空港に降り立った"私"は報道陣とファンの数の多さに呆然・・・。しかも、名古屋空港は新空港に変わり"逃げ道"が分からない（旧空港の"逃げ道"も知らないが・・・）。仕方なく、報道陣のインタビューに一つ一つ丁寧に答え、その後はファンへのサイン（"Arsenal Number 7/hanai"とサインした）。
しかしここで問題が・・・・。
どういう訳か、"私"がサインした相手と必ず会う約束をしなければならないらしく、短い日本滞在日程の間に、どの様にスケジュール調整をするかで一悶着・・・。
結局、"私"のブログをスケジュール帳にして調整を行う事が決まり、無事空港から開放される。

やっとの事で"実家"に辿り着き、ＴＶをつけたらニュースで「初めてＣＬに出場した日本人！しかも連覇！」と流れてる！
「やっぱりＣＬってすげぇーんだ（すごいんだ）！」「たかがサッカーの試合結果がニュースで流れるなんて・・・。」とその日は家で一日ニュースを見て楽しむ。
しかし翌日、ニュースを録画していなかった事に気付き大慌て。いろんなニュースをチェックしたが、もう"たかがサッカー"のニュースは流れず・・・。
「ありゃ、何でニュース流れないの？」と思いイライラしていたらBlogの"スケジュール調整"の事を思い出す。「おーーー、Blogをアップしなきゃ！何でこんなに忙しいんだ・・・？」


普段夢を見ても直ぐに忘れてしまうのに・・・。目が覚めてもこの夢はしっかり覚えていました。

"正夢？"の中で気になった事が4点。

１．その時の"ボス"はWenger監督でなかった
２．試合の戦い方がChelseaにそっくり・・・（ロング・パス一発。相手のミスにつけ込む）
３．"夢"の中でも結局トレブル（３冠）[プレミア、CL、FA Cup]は獲れなかった
４．Blogを定期的にアップしない"私"を私が責めていた

バカバカしい話に最後までおつきあい頂きありがとうございました。

Arsenal Number 7/hanai
Posted by hanai at 22:53:59 | from category: 　Arsenal | TrackBacks
Comments

Miwaza J.:

"正夢？"の中で気になった事がもう一つ。
奥様はどこにも現れなかったのですね？
(September 05, 2005 23:11:14)

AKI:

監督がWengerでなかった以外も、左Wing、FWとかもHenry、Rayes、Piresあたりのよく知る顔ぶれではなかったのかしら？それともご自分のプレーで精一杯、顔なんて見る余裕ありませんでした(笑)？
(September 06, 2005 16:44:40)

hanai:

Miwazaさん、
そうなんです。彼女は全く現れませんでした。
元々自己中な私。そんな私が見る夢の中の"私"は、天下無敵の自己中。そこには"Wenger監督"すら現れず、繰り返し登場した固有名詞は、「Arsenal（& Number 7)」、「CL優勝」、「名古屋（空港）」のみ。
明日から2日間出張します。彼女（奥様）とのロマンティックな"夢（正夢？）"でも見るとするか・・・。

AKIさん、
知っている選手は一人も私の"正夢"に出演してくれませんでした（きっと忙しかったんだと思います）。でも我々のユニフォームは確かに赤かった。
目が覚めたときは何だか疲れていました。AKIさんの言うように、自分のプレーで精一杯だったのかもしれません。
でも、こんな夢なら毎日見たいなぁ・・・。
CL頼むよ！Arsenal！
(September 07, 2005 00:47:39)

london pride:

思いを募らせれば見たい夢が見られるなんてスゴイですね。ガナーズクレイジーぶりが偲ばれます。私など修行が足りないのか夢に見るまでには至りませんが、幻覚なら見えます。運転中に道路際にあるドリカムのニューアルバム広告の吉田美和を見て思わず、「アンリだ！」と叫んでしまうのです。正気に戻ってからも、離れた目、大きく分厚い下唇がそっくりなのは、きっと腹違いの兄弟に違いないと信じて疑いません。またTVのニュースで田中真紀子議員をみて「出た！クレスポめ。ホームではブルーズ返り討ちだ！」とか、志村けんを見て「ラウール待ってろ！今年のチャンピオンズリーグのファイナルで勝負だ！」などと血迷っております。
(September 10, 2005 14:22:34)

hanai:

london prideさん、
会社の事務所の連中は、Arsenalが勝ったか負けたか、私の"態度"を見て直ぐに分かるそうです。負けたときは朝から相当険悪な"顔"をしているらしいです。"夢"だけなら可愛いですが、症状は"病気"の手前くらいか？
１．Arsenalの大事な試合があるときは、いかなる行事も排除する
２．Arsenal批判に対しては子供でも容赦しない
３．病気になった時はArsenalのDVDを見る（医者には行かない）

"幻覚"もかなり危ないですね。

お互い"病気"にならぬよう気を付けましょう！
(September 11, 2005 04:49:41)
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