September 21, 2005
[Arsenal News] Arsenal 2-0 Everton Wenger監督コメント ＆ 選手評価
大連での仕事もなんとか無事終了（午前中は死ぬほど辛かった！）。明日、日本へ帰国します。
元々の予定では今週一杯大連に滞在しなければならない可能性が強く、「最悪2試合観られないじゃん…（19日のEverton戦、24日のWest Ham戦）。」と暗い気持ちでしたが、何とか2試合無事観戦できそうです。
以前香港に出張してた時（02/03シーズンの後半）、Arsenalの試合中継が香港で無い事が分かり、先輩を香港に残したまま日本に帰国したことがありました（無理やり自分だけ出張を切り上げた）。そんな事は日本の"文化"では"許されざる事"との認識も無く、心の命ずるがまま、「兎に角、Arsenalの試合をLiveで見なければ」との一心で（私が観たから"勝つ"とは別次元の問題である事は認識していた）、「日本へ帰る！」とその先輩に言い残し、さっさと帰国してしまったのです。
それ以来、事あるごとにその"先輩"が私を責めるので（彼はサッカーに全然興味が無いので責めるのはごく自然の行為）、「そうか、あれはやっぱり"やりすぎ"だったのか…」とようやく自分のした行為を"認識"するようになりました（遅すぎますよね）。
と言うことで、それを"認識"してからは、海外出張の予定を組む前に、まずArsenalの試合の日程を確認（Arsena.comの試合予定にTV Channelのマークが無い試合は要注意）。そして、自分の海外出張の予定（スケジュール）を組む、という順序が普通になりました。
今回の出張で"誤算"だったのは、どういう訳かスケジュールを組む時19日を"月曜"でなく"土曜"と認識していた事と、仕事の"終わり"が自分で決められなかった事。
は、は、出張前は結構暗い気持ちだったんですが、今は「今夜は絶好調！」って感じです（何言ってんだ？俺は…）。
と言うことで、ボス（Wenger監督）のEverton戦後のコメントです。
■チームのパフォーマンスについて…。
「勝つことが重要だった。そしてそれができた試合だったと思う。ゲームをしっかりコントロールできたしね。我々には珍しくセットプレーから2ゴールを挙げた。後半もっとスペースを見つけ出せればよかったんだが、Evertonは退いていたからね。3ゴール目を決める事が出来なかったけど、試合を良くコントロールできてたと思うよ。」
■Sol Campbell（ソル・キャンベル）の復帰について…。
「彼はよく耐えて復帰したよ。我々が思った以上に早い復帰だった。彼はリーダーだ。私は少し復帰を急がせてしまったかもしれない。Vieira（ヴィエラ）、Henry（アンリ）、Campbell（キャンベル）を失うって事はチームの"経験面"から見ると痛すぎるからね。正直なところ、彼の状態が完全かどうかわからなかった。でも、完全にフィットしているようだね。試合に出場できなかったら欲求不満になるし、それが精神面に影響するんだ。彼は足首の怪我でずっとベストの状態じゃ無かった。でも彼の熱望と欲望が復帰を実現させてたんだ。Arsenaｌのために。そして、それは同様にイングランドのために。彼は"誇り高き男"だ。そしてその"誇り"が彼の競争心に火を付け、彼の復帰を早くした。」
■Campbellのイングランド代表について…。
「彼はArsenalのために、そして同様にイングランド代表のために戻ってきた。彼には経験がある。自分のペースも分かるし、フィジカルなパワーも持っている。誰も兼ね備えていないようなね。エリクソン監督の目に確実に留まるものを彼は持っている。私は確信してるよ、彼（エリクソン）は彼（キャンベル）の事を考えているとね。」
■Campbell復帰でチームの状態は…。
「私はチームの信頼、統制（規律）、切れが戻ったと思う。理想的にはいろんなタイプのゴールを決めたい。この2試合はセットプレーからの得点だったけど、ゴールを決め続けたいね。」
Sol Campbell一色の様なインタビューと試合内容。
昨シーズン後半から、しっかり休んでもらったんで当然でしょう。頼むよ！新（代理）キャプテン！期待してます。
私が印象に残ったのは、Reyes（レジェス）が相変わらず元気な事。Campbellに供給した2本のフリーキックはもちろんの事、試合の最初から交代まで途切れることなく走ってました（時々倒れて長く休憩してるけど…）。本当に嬉しかったのは、Pires（ピレス）の"お返し"をしてくれた事。意味の無いシーンでPhill Neville（フィル・ネビル）に強烈なタックルを食らわしイエローもらってました（そのあとニコニコしてた）。偉いぞ！Reyes。ちょっと彼の事、見直しました。
[ReyesとPersieの勝利の雄叫び。このシーンの回数で今シーズンのArsenalが決まる！]
[本当に痛いのかどうか分からないけど、痛そう…]
= 選手評価 = （Skysports）
■Jens Lehmann （レーマン）
何もすることが無かった [６]
■Lauren （ローレン）
手堅いプレー [７]
■Kolo Toure （トゥレ）
堅実なプレー [７]
■Sol Campbell （キャンベル）
エクセレントな復帰 [９]
■Ashley Cole （コール）
猛烈な存在感 [８]
■Fredrik Ljungberg （リュングベリ）
力強い襲撃 [７]
■Francesc Fabregas （セスク）
手際よいプレー [７]
■Gilberto （ジウベルト）
輝く中盤 [８]
■Robert Pires （ピレス）
怪我で早期離脱 [６]
■Jose Reyes （レジェス）
アイデア一杯のプレー [８]
■Robin van Persie （ペルシ）
将来期待できるプレー [７]
■Alexander Hleb （フレブ）
生き生きとしてた [７]
■Alexandre Song （ソング）
(SUB) デビュー戦。時間が無かった [６]
■Dennis Bergkamp （ベルカンプ）
(SUB) 上品なボールタッチ [７]
Campbellが[９]の採点をされていました。私がこれをBlogにアップするようになって[９]の採点は初めてのことです。
以下、参考までにSkySportsの採点基準です。
[10] - Out of this world （超越したプレー）
めったに観られない、特別なプレーにのみ
[９] - Excellent （素晴らしいプレー）
トップクラスのプレー、勝者のMan of the Matchに
[８] - Very Good （とても良いプレー）
目立つプレー、ゲームに影響力があるプレー
[７] - Good （良いプレー）
印象に残るプレー、目を引いたプレー
[６] - Average （平均的なプレー）
目立った失敗や、目立った印象が無いプレー
[５] - Below Average （平均以下のプレー）
失敗や試合に参加していないプレー
[４] - Poor （お粗末なプレー）
沢山のミスを犯し、非難されるプレー
Arsenal Number 7/hanai
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