September 29, 2005

[Arsenal News] Ajax 1-2 Arsenal　Wenger監督コメント ＆ 選手評価


この試合のボール支配率は、Ajax 60% - Arsenal 40% だったようです。
へぇー、気が付かなかったな…、そんなにAjaxが支配してたとは…。

結局、Arsenalが試合を上手くコントロールしていたって事なんでしょう。
しっかり守り、相手のスキを衝いて速い攻撃を仕掛ける。この日のArsenalはAwayでの"戦い方"がしっかり出来ていました。

それでは、ボスの試合後のコメントです。


■今日のゲームについて…。
「いいスタートが切れた（Ljungberg（リュングベリ）の先制点）。チームワークと組織力でゲームをコントロールすることが出来たよ。試合全体を通して前半は我々がよかったんじゃないかな。相手の裏を衝くことができた。0-1で前半を終えることができて良かったと思う。本当にハッピーだったよ。Ajaxはチャンスをあまり造れなかったように見えた。でも最後の20分、彼らの攻撃は良かったね。」

■ゲームを決定づけたものは…。
「後半いくつかのチャンスがあったけど決められなかった。決定的な3点目を決めるチャンスはあったよね。だけど2点目を我々が決めた後、Ajaxは直ぐ1点を返し反撃してきた。我々は常に追いつかれる危険とプレッシャーの中で戦った。そんな中、我々のディフェンス4人は上手く戦ったね。統制と規律が取れていた。」

■Sol Cambell（ソル・キャンベル）について…。
「彼は凄かったね…。完全に空中戦を制していた。彼は今、絶好調だ。03/04シーズンの好調時の彼の状態に戻った感じだね。週末にはイングランド代表の召集選手に名前が挙がると思うよ。」

■Freddie Ljungberg（フレディー・リュングベリ）について…。
「Freddieは今日のようなアウエー戦でゴールを決めてくれる男なんだ。彼は上手くポジション取りができ、1試合の中で何度もゴールのチャンスを造ることができる男なんだ。彼は"勝利者（winner）"であり、本当のファイターだ。ゲームの中で彼が本当に必要なとき、彼は彼のベストを尽くして戦ってくれる。」

■若い選手について…。
「今日はチームに若手を2人入れた（Cesc（セスク）とFlamini（フラミニ）のことだと思う）。だから、LjungbergとPires（ピレス）を入れたんだ。彼らはまだ完全の状態じゃなかったんだけどね…。今日の勝利はチームの信頼を高めたと思う。我々は何人かの主力選手を欠いていたからね、特に攻撃面で。and you would have signed before the game to get two goals away from home.（すいません、この部分をどうやって訳したらよいか分りません。誰か教えてください）」

■グループステージ（CLの）について…。
「我々はいい位置にいるね。でも油断すれば状況は直ぐに変わってしまうよ…。Thun戦でも1-1だったよね、最後の瞬間（ロスタイム）に得点して勝利するまでは。今我々は2試合戦って6ポイント。油断しないように戦うよ。危なっかしいスタートだったけど（Thun戦）、徐々に良くなっていくと思うよ。」



LjungbergとCampbellを絶賛って感じです。
Campbellは"精神的"にも"復活"したようで、完全に"闘うモード"状態に入ったようです。怪我をしないよう、今後もチームをリードして欲しいですね。

私がこの試合印象残ったのは、Cesc（セスク）とFlamini（フラミニ）の若いMFコンビ。昨年も何試合かこのコンビで闘った事がありますが、このコンビだと攻撃の"リズム"が物凄く良いんですよね（攻守の切り替えが速くなるのかな？）。
"中盤を制する"って感じは無いんだけど、Gilberto（ジウベルト）-Cescのコンビより良いんじゃないかなぁ…と思ったりします。この試合はGilbertoの怪我でこのコンビになったんだけど、Cesc-Flaminiコンビ、また見てみたいですね！


= 選手評価 =　（SkySports）
** コメントの掲載が無かったため、hanaiがコメント代行（評価レート（数字）はSkySports掲載値を使用）

■Manuel Almunia　（アルムニア）
危ないファンブル　[６]
■Lauren　（ローレン）
よく守った　　[７]
■Kolo Toure　（トゥレ）
積極的な守備　　[７]
■Sol Campbell　（キャンベル）
DFラインをよく統率した　[７]
■Ashley Cole　（コール）
Babelを抑えた　　[６]
■Alexander Hleb　（フレブ）
自陣で軽率なミス　[６]
■Francesc Fabregas　（セスク）
何度か攻撃の起点に　[６]
■Mathieu Flamini　（フラミニ）
ダイナモ。よく動いた　[６]
■Robert Pires　（ピレス）
怪我から復調して無い　[６]
■Fredrik Ljungberg　（リュングベリ）
"危険な男"。本領発揮　[８]
■Jose Reyes　（レジェス）
全てに積極的だった　[７]
■Pascal Cygan　（シガン）
(SUB) ロスタイムの交代　[６]
■Gael Clichy　（クリシ）
(SUB) 時間が少なかった　[６]
■Quincy Owusu Abeyie　（クインシー）
(SUB) 既に彼の展開で無かった [６]


Ljungberg&Pires
[この日得点を決めたベテラン二人]

Arsenal Number 7/hanai
追伸：コービーさんのHome Page（Arsenal Diaryもあるよ！）と相互リンクしました。こちらです。
このBlogの右側"My Links"にもリンクを[Corinthian Life]という名前で作りましたのでよろしくお願いします！
Posted by hanai at 00:09:02 | from category: 　Arsenal | TrackBacks
Comments

コービー:

hanaiさん

リンクの件、ありがとうございました！！

早速、お邪魔させていただきます。

とにかくグループで１番のライバルをＡＷＡＹで倒したのはよかったですよね！

個人的にはフレブのデキが心配なのですが、いかがでしょうか？
垣間見せるスルーパス、ドリブルを見れば彼が素晴らしい才能を持っていることは一目瞭然なんですが、ここ何試合かはすべてが裏目にでているような気がします。
コンディションも悪いんでしょうね。ケガ人続出で休めてないですもんね(涙)
レジェスのように少しづつ使ってフィットさせていくのがベストなんでしょうけど、チーム事情がそれを許してくれませんからね〜
とても心配です。
(September 29, 2005 14:46:49)

london pride:

and you would have signed before the game to get two goals away from home.の訳ですが、「敵地にやって来て、試合前にすでに２点もぎ取る気配があった。」つまり今回は苦肉のラインアップながら、それなりに自信が有った、っていうのではどうでしょうか？
(September 29, 2005 19:58:11)

hanai:

コービーさん、

多分（全くの私の予想ですが）、順当にいけば、来年からHlebがNumber 10をBergkampから受け継ぐんではないかと思います。
それを考えると、"デキ"が良いとか悪いとかの問題でなくなりますよね…。"Number 10"。Hlebはしっかり"それ"を自覚して欲しいです。頑張れ！Hleb!!!

london prideさん、

ご指摘ありがとうございます！
そうですね。そんな感じになってしまいますよね…。
私がこの英語で理解できないのは、主語の"You"です。ボスや選手達が"自信"があった（Signed）なら分かるんですが（よって"We"）、どうして"You"なんだろう…。
因みに、"You"の中の一人である"私（hanai)"は、そういう気配（Singn）は感じなかったなぁ、試合前は。
london prideさんはどうでした？
(September 29, 2005 23:44:20)

london pride:

"you"というのは会見で聴いている方のプレスを指し、「あなた達はそのように感じていたのでしょう。（だってこの私が自信を持ってピッチに送り出した選手たちなのだから。）」という言い回しだと解釈したのですが・・・・
気配は実は私も感じなかったですねえ。アーセナルの公式サイトを見たのですがケガ人情報がどうもきれいごとを言っているような感じがして今ひとつ明確に分からなかったもので、あんなにリュングべりが調子が戻っているのは嬉しい誤算。それからフラミニはプレッシングサッカーが得意なんですね。前に出て行くタイプの汗かき屋だったとは認識不足でした。彼は今後も必要とされる場面があるでしょう。
(September 30, 2005 01:08:11)

hanai:

london prideさん、

なるほど。その解釈成り立ちます。

Flaminiの体力は"底なし"だそうです。頭も良いそうなので、間違いなくKey Playerの一人になると思います。
(September 30, 2005 01:15:47)
:

:

Trackbacks