October 08, 2005
[Arsenal News] 怪我
今週はW杯予選のためプレミアはお休み。
W杯予選の週はプレミアを観ることが出来なくて辛いけど、そんな時に、Arsenalの選手が「怪我、xxx週間は絶望か…」。というようなニュースが飛び込んできたら辛いどころか「……」言葉にもなりません。
皆さん既にご存知だと思いますが、Cole（コール）が「……」。
■Cole、疲労骨折により6週間の戦線離脱
"疲労骨折"とは、
「一回の大きな外力により起こる外傷性の骨折とは異なり，骨の同じ部位に繰返し加わる小さな外力によって，骨の組織の連続性が断たれ，不完全あるいは完全な骨析にいたった状態をいいます。これは針金を何回も曲げ伸ばしていると，ついには折れてしまう現象とよく似ています。 疲労骨折は他に，ストレス骨折，過労性骨障害などとも呼ばれ，特に10 〜20才代の青少年に多くみられ，発育期の特にまだ十分な筋力や骨の強度そして技術を持たないレベルのスポーツ選千が，短期間に葉中的なトレーニングを繰り返すことにより発生することが多いのです。」
との事。
そしてその"治療法"は、
「原則として原因となったスポーツやトレーニングを約3〜4週間中止させます。日常生活の制限は必要ありません。外傷性骨折のようなギブス固定やブレースなどの外固定も不要で，必要に応じて弾性包帯固定，絆創膏固定などを行ないますが，早期より患部に負担のかからぬ程度の筋力トレーニングを積極的に勧めます。特に自転車や水泳，坐位や臥位でのウェイトトレーニングを行なわせるようにします。局所の冷湿布や消炎剤の内服も初期には効果的です。まれに明らかな偽関節（骨がっかない状態）が認められる場合には，手術的治療が必要となります。スポーツ再開の時期は，局所の圧痛が無い事や筋力の回復状態およびX 線検査で判定します。 」
だそうです（以上「茨城県医師会健康スポーツ医学委員会」の[「スポーツ傷害」のお話]より）
昨日、ボスはこの件について以下のようにコメント。
「何か変な感じがあったんだろう。それで代表チームでレントゲンを撮り、"疲労骨折"が発見されたみたいだ。」
「彼（Cole）はトッププレーヤーだから、これからの戦いのことを考えるとチームに居てもらわなければならない選手だね。多分、4週間〜6週間くらい、彼なしで戦わなければならないだろうね。」
せめてもの救いは、上の"疲労骨折"の説明を見ると、この怪我は代表召集によって起こったことでなく、遅かれ早かれ"そのうち起こる"類いの怪我だったようであること。
10月
15日（土） West brom (A)
18日（火） Sparta Prague (A) CL
22日（土） Manchester City (H)
29日（土） Tottenham (A)
11月
2日（水） Sparta Prague (H) CL
5日（土） Sunderland (H)
19日（土） Wigan Athletic (A)
ざっと、これくらいの試合欠場ってことかな。
という事でClichy（クリシ）の出番です！
[ボスの信頼厚い20歳のフランス人左サイドバック]
それでは、Clichyのコメントです。
（このコメントは"Coleの怪我"を伝えるニュースに掲載されていましたが、コメントの内容から"コールの怪我"以前のもののような感じがします）
「右サイドでも左サイドでも、どちらでもちゃんとプレーできると思うよ。プレーしてなくても、Ashley（コール）やLauren（ローレン）から学ぶことは沢山ある。もっと、もっと多くの時間プレーしたいね。でも今は"忍耐"が必要なことは分っている（なかなかプレー出来ない事に対して）。」
「いつかチャンスをものに出来る日が来るさ。もしそれが今シーズンじゃなかったとしてもね。来年かもしれない、いや2年後かもしれない。そんな事、誰にも分らないよ。私は（ここで（Arsenalに在籍して））とてもハッピーだし、今はチャンスを待っているんだ。」
「ボスに言われたんだ、もし怪我から戻っても長く待たなければならないかもしれないって。自分がもう大丈夫だと思っていても、本当は準備が出来ていない状態だったりするからね。ボスは誰よりも選手のことを良く知っている。だからボスが（私を）チームに加えてくれるのを待っているんだ。私は（戦う）準備が出来ているし、ボスにも分ってもらえると思う。」（昨シーズンの怪我の事を言っているのだと思う）
「左サイドのMFとしてプレーできるよう毎日トレーニングしている（左サイドバックだけでなく、前でもプレーできるようにとのボスからの指示らしい）。なんと言っても、今シーズンAshleyを負かして彼のポジションを取るのは難しいからね。」
「私は今、左サイドに集中しているんだ。試合の最後20分でプレーするチャンスがあるからね。Pires（ピレス）やReyes（レジェス）のようなプレーが出来るよう努力してるんだけど…。難しいね…。」
Clichy!! The Chance has come!!
Clichy!! そのチャンスがやって来たぞ。Coleからポジションを"奪い取る"気持ちで頑張ってください。
私は足が速く、体力が有る選手が大好きです。だから昔からあなたの事が大好きでした（別に告白で無いけど…）。
ここからは"告白"です。
昨シーズンの"ColeGate"事件以来、私はColeが"嫌い"になってしまいました。もちろん今のArsenalには"必要"な選手だとは十分認識しています。しかし…、しかしどうしても…、今になってもまだ"許す"気持ちになりません…。
彼（Cole）が"怪我"でもしなければ、こんなチャンスは二度とないでしょう。Clichy! もう待つ必要は無くなった。あなたの目の前に"それ"は横たわっている。猶予は6週間。
[France"左"3人組（Henry/Clichy/Pires)]
そう、そう、Clichyの事を書いてて思ったことが一つ。
Central DF Cygan（シガン）
Side Back Clichy
Central MF Flamini（フラミニ）
Attack MF Pires
Central FW Henry
各ラインにフランス人が…。これって偶然？それともボスの…。
■「チームに同行する！」 前向きなPersie（ペルシ）
[怪我を負っても戦う準備万全のPersie]
このニュースも皆様既にご存知だと思いますが、Persieがオランダ代表の練習中に怪我をしたらしい。怪我の箇所は"膝（ひざ）"。よって彼は別メニューで調整中との事。
少し大人になったPersieは、怪我してもサッカーを出来る喜びに勝るものはないと感じてるようで、
「（怪我の影響で）少し大きめのステップをしなければならないとしても、全然大丈夫さ。」
「木曜日にはグループに合流するよ。」
と前向きな発言。
8日のチェコ戦出場はちょっと難しいかもしれないけど、12日のマケドニア戦には出場してくれるでしょう。
そしてArsenalに完全な形で戻ってきてください。
■奇妙な病気持ち？のLjungberg（リュングベリ）
常にどこかが痛いか、どこかの調子が悪いLjungberg。今回もスウェーデン代表に呼ばれているが、アキレス腱を痛めているため、8日のクロアチア戦には出場しないと自ら宣言していたが…。
しかし！（いつもの事だが）彼が試合に出場するかしないかは、試合の当日になってみないと我々には分らない…。今回は出場するのかなぁ…？。スウェーデンにとってはすごく大事な試合。出るのかなぁ？（グループ首位争い）
「原因不明の偏頭痛」、「原因不明の体の痺れ」、「原因不明の…」。
彼の病気や怪我は本当に分らん！試合当日に彼の姿をピッチで確認するまで分らん！
でもそんなFreddieが大好きです。とにかく変わってます。
下の写真はよく分らないけど、下着の宣伝に登場したFreddieです。彼の"起用"以来、この下着ずいぶん売れてるらしいです。
[Freddie…大好きです!!]
Arsenal Number 7/hanai
Comments
london pride:
疲労骨折といってすぐ思い出すのは小野伸二。彼はたしか6月初旬、日本代表Ｗ杯アジア最終予選イラン戦の直前に骨折して、歩けるようになるまで約1ヶ月、その後のリハビリを経ても8月半ばのリーグ開幕に間に合わず、9月半ばからの復帰と3ヶ月位を要しました。回復までの時間は骨折の部位、程度によって違いは有るでしょうが、コールも伸二も年齢は同じくらいで回復力は同等として考えると、予想どうりの期間で復帰するのは難しいのではないでしょうか？例えば12月頃、もうリーグもヨーロッパも佳境に差し掛かったころとか。（果たしてそのころアーセナルはどんな境遇にあるのか・・・）
若手クリシにはチャンスが舞い降りた訳ですが、活躍如何によってはhanaiさんが密かに期待するように、予想外のポジションでの世代交代が起こってしまう可能性もあります。勿論プレイではコールはまだまだ絶頂期にありますから、プレイ以外のビジネスも絡んでのこと。その伏線はおっしゃるところのコールゲート。さてさてどうなることやら。ため息出ますね。
若手クリシにはチャンスが舞い降りた訳ですが、活躍如何によってはhanaiさんが密かに期待するように、予想外のポジションでの世代交代が起こってしまう可能性もあります。勿論プレイではコールはまだまだ絶頂期にありますから、プレイ以外のビジネスも絡んでのこと。その伏線はおっしゃるところのコールゲート。さてさてどうなることやら。ため息出ますね。
(October 09, 2005 03:02:05)
hanai:
london prideさん、
チームのレギュラーが替わる一番の要因は移籍を別にすると"怪我"ですよね。Clichyには本当に頑張って欲しいと思います（私がColeが"嫌い"な事は別として…）。それが今Arsenalに最も必要な事だと思います。
Piresとのコミュニケーションの問題も無いはず。Arsenalの新生左サイドに期待しましょう！
チームのレギュラーが替わる一番の要因は移籍を別にすると"怪我"ですよね。Clichyには本当に頑張って欲しいと思います（私がColeが"嫌い"な事は別として…）。それが今Arsenalに最も必要な事だと思います。
Piresとのコミュニケーションの問題も無いはず。Arsenalの新生左サイドに期待しましょう！
(October 10, 2005 02:35:38)
