November 04, 2005
Arsenalってどんな味？
久々にArsenalらしい試合展開。
我々Arsenalファンの自尊心とイライラ、不安、そして満足感をたっぷりと味わせてくれた90分でした。
これだから"夢中"になっちゃうんですよね、Arsenalに…。
Arsenalらしい戦いが出来たポイントは２つ。
１．Arsenalの陣容が機能した
２．AKIさんがClock Endに陣取って応援した
"２．"は分析するにはミステリアスな要素が多いので今日はカットして、"１．"を考えたいと思います。
まずは攻撃陣から。
この日の攻撃陣は、
FW Henry(Persie) Bergkamp
MF Reyes Pires
DF Lauren
の5枚。
左のReyes、右のPires、Arsenalの両ウィングがしっかり機能していました。
Arsenal"らしさ"はいつだってこの両ウィングがベースの味付け。この2枚がしっかりした"ダシ"を出さなきゃ"普通"の料理…。何たって、"キッチン用品"は世界最高級のFWを揃えてるんだから（切れ味抜群です！）。
"ダシ"がよく出た（美味しかった）理由は右にPiresを入れた事。背後にLaurenが居るため、後方のケアに気を取られることなく攻撃の組み立てを楽しんでました。Laurenとのコンビネーションもまずまず。このまま右サイドで使った方が美味しそうな気がするなぁ…。
また左のReyesも、相変わらず決められなかったけど、本来のポジションに戻りいい味を出してました。ストレートな味なんで時々鼻に付く時もあるが…、見事な味付けでした。今日の3点の内、2点は彼からのもの。このポジションで使えば、"身"が食べられる"ダシ"になる事間違いなし。美味しいよ！彼は！
そして"世界最高級"FWの仲間入りを狙うPersie!!
2点目を決めた後の"元世界最高級FW"Bergkampとの抱擁。3点目を決めた後、TV画面に大写しになったベンチに座る"現世界最高級FW"Thierry Henryの満面の笑顔！この環境で"真面目"に料理に取り組めば、彼の才能の開花は間違いなし。信じてるよ！Robin!!
そして守備陣。
Flamini、Gilbertoの2人が料理の雰囲気を壊さぬように良く給仕してました。Goodです。左SBのClichyも大人しくバランスを取り、前節の二の舞にならぬよう細心の注意を払って黙々と仕事に没頭。
しかし、危うく料理の雰囲気を壊しそうになったシーンが…。
まずは久々に登場のAlmunia君。どういう訳か"バック・パス"のオーダーが多かったこの日のレストランArsenal。最初の頃は無難にオーダーをこなしていたのに…。危うくお盆のお皿を落としそうに…。まったく…、ヒヤヒヤしましたよ！
あれは、よくある先輩達の"新人いびり"ってやつですかね？それにしても多かったですね"バック・パス"。
そして、セット・プレー。いやー、リードしてたから良かったけど…。またまたフリーで撃たれてしまいました。お店の評判を落とさぬためにも何とかしなきゃね！
次はヨーロッパ最強のレストランが16店揃った中での戦いになります。この試合のように我々のペースで戦えないのは確実。Best16の戦いは来年の2月から。時間は十分にあります。じっくりと、確実に準備しましょう、来シーズンから店の看板に"Big Ear"を掲げる事が出来るように！
[修行中とは思えないPersieのMain Dish。白3名は何も出来ず。]
["元世界最高級FW"と抱擁前]
[弟子の成長に"現世界最高級FW"の満面の笑み]
[雨でもお店の雰囲気は最高です]
Arsenal Number 7/hanai
Comments
titi_pires:
Alumnia、ミスキックとかもありましたね（苦笑）。彼を使うんならプームを試しても良かったかも。ピレスは右サイドをそつなくこなしますが、やっぱ左サイドで見たいな〜。ピレス＆クリシーのコンビもこなれたところだしー。でも、ピレス＆ラウレンもいけたなー。迷いますね〜。
(November 04, 2005 21:05:23)
hanai:
titi_piresさん、
現状では、一人で突破する力があるReyesを左サイドに置くのがベターだと私は思います。最近Piresは一人でサイドを突破出来ないですよね…、悲しいけど。
左サイドが一人でゲームを作れると、Clichyのお世話をしなくてすむんですよね…。そうすれば、バランスも保てるし。
Laurenは右サイドのPiresのサポートをそつなくこなしてました。
そんな訳で、Coleが復帰するまでは、Piresを左サイドで使うのは辛いような気がします。
昨年、何回かPiresの右サイドを見て「こりゃひどいなぁ」と思った記憶が有りますが（CLだったかな？）、今シーズンは右に入った方が良い仕事をしてるように思います。私だけかなぁ…、そう思ってるのは…。
現状では、一人で突破する力があるReyesを左サイドに置くのがベターだと私は思います。最近Piresは一人でサイドを突破出来ないですよね…、悲しいけど。
左サイドが一人でゲームを作れると、Clichyのお世話をしなくてすむんですよね…。そうすれば、バランスも保てるし。
Laurenは右サイドのPiresのサポートをそつなくこなしてました。
そんな訳で、Coleが復帰するまでは、Piresを左サイドで使うのは辛いような気がします。
昨年、何回かPiresの右サイドを見て「こりゃひどいなぁ」と思った記憶が有りますが（CLだったかな？）、今シーズンは右に入った方が良い仕事をしてるように思います。私だけかなぁ…、そう思ってるのは…。
(November 05, 2005 01:59:06)
london pride:
ピレスは右利きなので左サイドにいるとトリッキーなリズムを持ちます。サイドを抜くのか、中へ切れ込むのか、パスなのか、ディフェンスする側から非常に判りにくいのです。しかし僕が推測するところでは、どうも彼はスピード（瞬発力）が落ちたのかも知れません。その為あのリズムから次のプレーへ入るのがうまくいかなくなったのではないかな？と見ています。右サイドだと動きは変則的でないのでスムーズであり、まずまずの仕事ぶりですが、意外性に欠ける分だけ彼らしい怖さが薄れてしまうのかな？このあたりにクラブ側がシビアな評価を下しているとしたら、我々ファンはちょっと寂しいですね。
レジェスは左サイドでセンターフォワードの少し後ろがやっぱり主戦場だけに能力を発揮していましたね。これからはここは彼のものになるのかなあ、と思った次第です。
レジェスは左サイドでセンターフォワードの少し後ろがやっぱり主戦場だけに能力を発揮していましたね。これからはここは彼のものになるのかなあ、と思った次第です。
(November 05, 2005 19:04:40)
hanai:
london prideさん、
先日WebでPiresが「今シーズンの出足は非常に調子が悪かった」と語っているインタビュー記事を見つけました。
調子が悪かった原因は、
１．Arsenalとの契約が上手く進まなかった
２．France代表監督との"確執"が解決出来なかった
３．離婚問題で悩んでいた
と語っていました（全て精神的なもの）。
"３．"はFrance代表との"離婚（divorce）"の事なのか、個人的な"離婚"の事なのか私の英語力では分かりませんでしたが…（私は彼が"独身"だと思っていた）。
ともかく、そのインタビュー記事の最後で「調子は戻った」と発言していました。
期待しましょう！
先日WebでPiresが「今シーズンの出足は非常に調子が悪かった」と語っているインタビュー記事を見つけました。
調子が悪かった原因は、
１．Arsenalとの契約が上手く進まなかった
２．France代表監督との"確執"が解決出来なかった
３．離婚問題で悩んでいた
と語っていました（全て精神的なもの）。
"３．"はFrance代表との"離婚（divorce）"の事なのか、個人的な"離婚"の事なのか私の英語力では分かりませんでしたが…（私は彼が"独身"だと思っていた）。
ともかく、そのインタビュー記事の最後で「調子は戻った」と発言していました。
期待しましょう！
(November 06, 2005 05:46:15)
