May 13, 2006
私がパリに行く理由
昨年のチャンピオンズ・リーグ決勝。
舞台はイスタンブールのオリンピヤトススタジアム。
前半の45分が終了した時点で、Liverpool 0-3 AC Milan。
誰が考えてもLiverpoolに勝利の可能性は無い。
実際に選手達もそう考えていたようで、Half TimeにAC Milanはロッカールームでお祭り騒ぎ、一方のLiverpoolはロッカールームでうなだれていたらしい。
前半が終了した時点でLiverpool 0-3 AC Milan。
堅守で知られるAC Milan。
しかも舞台はＣＬ決勝・・・。
誰が考えてもLiverpoolに"勝ち"は無い・・・。
しかし、勝ったのはAC MilanでなくLiverpool。
結果は3-3の末、ＰＫ戦で決着。
私はArsenalの試合以外は基本的に興味が無い。そのため、この試合の結果も試合終了の翌日に知った。その後、何度かスカパーでこの試合を放送していたが、結局現在までこの試合を見たことは無い。
私はよく知らないがHalf Timeに"ドラマ"が起こったらしい・・・。
ロッカールームでうなだれるLiverpoolイレブン。一方お祭り騒ぎのAC Milanのロッカールーム。LiverpoolのロッカールームにはAC Milanのドンちゃん騒ぎが聞こえていたらしい。
打ちのめされたLiverpoolイレブンはその"ドンちゃん騒ぎ"を黙って受け入れるしかなかった。
しかしロッカールームからグランドに出てきたLiverpool選手を出迎えたのはLiverpoolサポーターが歌う"You will never walk alone.（お前は一人じゃない）"の大合唱だったそうだ。
LiverpoolのキャプテンGerrard（ジェラード）はこの大合唱を聞いて雷に打たれたような衝撃を受けたそうだ。前半の不甲斐ない戦いにもかかわらず、サポーターは大声を張り上げて我々を応援してくれる。ブーイングで迎えられても仕方がない戦いを我々は前半してしまったのにもかかわらず・・・。
Gerrard は「あの歌声を聞け。胸を張って戦おう。」とイレブンを集めて言ったそうだ。
そのGerradが反撃の狼煙（のろし）を挙げる一発。それから10分の間に同点に追いつく・・・。
出来すぎの話。
しかし本当に起こった話・・・。
私はパリに行きます。
私がパリに行ってもArsenalが勝つ訳でない事は重々承知しています。
しかし、ArsenalがCLで勝ち進んで行くのにと共に、Bruce Springsteenの歌詞の一説が私の心の中から離れなくなってきました。
To say I'll make your dreams come true would be wrong
But maybe, darlin', I could help them along
お前の夢を叶えてあげるなんて言えない
でも、ダーリン、その手助けはしてあげられる
決勝までArsenalが進出したら、パリまで行くしかないな・・・。
何が何でも行くしかない・・・。
今回は残念なことに妻が一緒に行けません。
今回の旅の友は、このBlogにもコメントしてくれてる拝田さんとnagaoさん。
（拝田さんとはBlogを通じて知り合いました）
そして今回のツアーの名は「いざ！パリへ！」。
戦前の予想はArsenal圧倒的不利・・・。
8割〜9割がバルセロナ勝利の予想。
でも、最後の1分まで応援してきます、勝利のために！
We love you Arsenal,
We do,
We love you Arsenal,
We do,
We love you Arsenal,
We do,
Oh Arsenal we love you.
皆で応援しようぜ！
Arsenal Number 7/hanai
Comments
london pride:
昨年の決勝戦は生中継で見ていましたが、信じられないドラマでした。ハーフタイムで０−３になった時点、リヴァプールサポータは泣いていたり帰り支度を始めたりという次第、誰もが勝負が終わったかに見えました。問題の大逆転劇の要因は3つ。先ず第一はミランの驕り、油断。後半開始時になんと登録していない選手まで胴上げ参加のためベンチ入りして審判から警告されているほど。あの100戦練磨のマルディーニまでがニヤけているのです。ミランらしからぬだらけぶり！プレミアも舐められているものですな。第二は戦術変更を選手全員が徹底して意識したこと。ジェラードを中央でグっと前にあげ（ランパートくらい）ゴールを狙わせたり、1トップバロシュのチェイシングにミランＤＦが引っ張られているスペースを中盤4人が一斉に狙い、最終ラインが押し上げるということを後半開始早々からハイテンポで仕掛けていったのが効を奏しました。そして最後にhanaiさん御指摘のサポーターの応援を得て燃え上がった精神力。1点返した時点でサポータの応援に火がつき、2点目で場内騒然、そしてまさかの3点目。ものすごい応援をバックに選手の方は最高の集中力を見せ、これしかないというプレーを成功させてしまいます。アドレナリンが発散されて延長30分もパワーは尽きず、最後あのスパゲッティダンスのPK戦では流れに抗しきれずミランは自滅したのです。
さて今回のパリ決戦ですが、前評判が高いバルサですがまさか去年のミランのような油断はしてこないでしょう。戦術面の駆け引きは注目ですね。スコア展開次第でペースが変わるのでしょうが、ガナーズの若いプレーヤー達に我慢と集中力の持続でチャンスを作って欲しい。最後は去年見たような流れをつかんでからのスタンドとピッチが一体になった爆発。この点、どん底から這い上がり、無欲な若いプレイヤーの多いガナーズの方が勢いで押し切ってしまいそうな期待が持てます。パリはベンゲルやアンリにとってホームのような感じもありスタンドからの後押しでも分がありそう。hanaiさん達にもその一端を担ってもらいましょう。
さて今回のパリ決戦ですが、前評判が高いバルサですがまさか去年のミランのような油断はしてこないでしょう。戦術面の駆け引きは注目ですね。スコア展開次第でペースが変わるのでしょうが、ガナーズの若いプレーヤー達に我慢と集中力の持続でチャンスを作って欲しい。最後は去年見たような流れをつかんでからのスタンドとピッチが一体になった爆発。この点、どん底から這い上がり、無欲な若いプレイヤーの多いガナーズの方が勢いで押し切ってしまいそうな期待が持てます。パリはベンゲルやアンリにとってホームのような感じもありスタンドからの後押しでも分がありそう。hanaiさん達にもその一端を担ってもらいましょう。
(May 14, 2006 04:08:43)
hanai:
london prideさん、
そうですね、フランスはArsenalのホームですよね！
残念ながら今回Arsenalは黄色のAwayユニを着用との事ですが、頑張ってHomeのような応援してきますね。
そうですね、フランスはArsenalのホームですよね！
残念ながら今回Arsenalは黄色のAwayユニを着用との事ですが、頑張ってHomeのような応援してきますね。
(May 16, 2006 02:35:23)
ヒソリ:
はじめまして。ヒソリと申します。
昨年の決勝以上の感動を期待します。出来ることなら３−０位のスコアーで・・＾＾；
パリですか！！羨ましい！！
拙者の分まで・・いや、パリに行けない日本のガナーズファンの分まで応援してきて下さい。
お気をつけて行ってきて下さいませ。
昨年の決勝以上の感動を期待します。出来ることなら３−０位のスコアーで・・＾＾；
パリですか！！羨ましい！！
拙者の分まで・・いや、パリに行けない日本のガナーズファンの分まで応援してきて下さい。
お気をつけて行ってきて下さいませ。
(May 16, 2006 13:45:06)
hanai:
ヒソリさん、
初めまして！こんにちは！
パリでＰＣを使えなかったので返事が遅くなってしまいました。申し訳ありません。
応援が足らなかったみたいです・・・。
負けてしまいました。口惜しい！
でも、11対11だったら3-0か3-1で勝てたと思いますよ！
来年、来年以降に期待しましょう！
また遊びに来てください！
初めまして！こんにちは！
パリでＰＣを使えなかったので返事が遅くなってしまいました。申し訳ありません。
応援が足らなかったみたいです・・・。
負けてしまいました。口惜しい！
でも、11対11だったら3-0か3-1で勝てたと思いますよ！
来年、来年以降に期待しましょう！
また遊びに来てください！
(May 21, 2006 05:15:54)
