August 29, 2006
[Man City 1-0 Arsenal] ボスのコメントと選手評価 & hanaiの小言
試合のが始まる前から胃の調子が悪く、この試合はソファに寝転んで観戦。
胃の調子はArsenalの調子と共に下降線をたどり、前半が終了する頃には"悪い"から"激痛"に変わっていた。
それでも、Persie（ペルシ）のシュートがゴールポストを叩いたとき、Toure（トゥレ）のヘディングがゴールバーにはじかれた時には「ウォッ！」と思わず声を上げ、激痛に苦しみながらもArsenalの可能性を信じて疑わなかった…。
でも、負けちゃった。
ペナルティー1発の負け。
辛すぎますよね、この負け。
あれだけ攻めて負けだなんて…。
「まだプレミアは始まったばかり」って色んなブログに書いてあるけど、この2試合で失った"勝ち点５"は大きすぎます。
昨シーズンだって最後の最後まで"勝ち点１"にあれだけ苦しんだのに…。
大丈夫なのかな…。心配です。
それでは試合後のボスのコメントです。
■ゲームについて…。
「我々は負けた、受け入れがたいけどね…。しかし、ゲームの中で良かった点も沢山あった。我々はチャンスを仕上げるだけのコンディションにまだなっていない。また、少しディフェンスで経験が欠けている。ドレッシングルームでは皆ひどく落ち込んでいたよ。皆上手くプレーしたいと思っているし、負けん気も強いからね。でも、この負けが我々の信念、自信に変な影響を及ぼさなければいいね。直ぐに立ち直ってくれると思うよ。でもまだまだチームはフィジカル的（肉体的）に十分じゃないね。」
■チームのコンディションについて…。
「ワールドカップ後のシーズンスタートは、コンディション作りが難しいって事は分かっていた。特に我々はチャンピオンズ・リーグの決勝も戦ったからね。ちょっとがっかりのスタートを切ってしまった。我々のプレーやゲームへのアプローチの仕方に期待がかかっていたからね。我々はやり遂げないとね。そして冷静に我々のプレーが出来るようメンタル的に強くならなければならない。」
■ボール支配率の割りにチャンスが作れなかったが…。
「そうだね、確かに我々にはそれが欠けてたね。いつもよりシャープさが欠けていれば今日のような試合になる。少し入念過ぎたと言えるかも知れない（ゴール前のパス回しの事を言っているんだと思う）。チャンスを早い時間帯にすばやくものにできることもある。Zagreb戦やVilla戦のようにゴールが早い時間帯に決まらなければこんなゲームになる。でも我々はゴールを決められるだけのクオリティーがあるって知っているから大丈夫だよ。」
■トップに水をあけられたが…。
「まだ早いよ。たった3試合消化した段階でチャンピオンを予想するってのなら、それはあなた達に任せるよ。でも我々はまだ2試合しか消化していない。心配しなくても我々はレースに戻るから…。」
■Ashley Cole（アシュリー・コール）の立場について…。
「彼の事は我々の準備（シーズン前の）や精神的なものに影響していない。ビッククラブにいるなら、この様な事にはきちんと対応できるくらい強くなければね。起こったことは起こった事。今日のゲームの言い訳にはならない。別にどうってことないよ。選手が出て行きたいって時は、彼は出て行きたいんだ。そして彼が出て行くことを我々が認めたら、彼が出て行くのを認めるだけさ。我々はそういった決断の連続でチームを運営しているんだ。」
■Hoyte（ホイト）がMan Cityのターゲットにされたようだが…。
「彼らはCorradi（コッラーディ）やSinclair（シンクレア）に長いボールを合わせてたね。彼らはHoyteをターゲットにしていたが、Justin（ジャスティン/HoyteのFirst Name）は良くやったと思うよ。今日の試合で彼はロングボールの処理で2つの判断ミスをしたけど、今日の試合は良くやったと思う。」
■ペナルティーについて…。
「あれはペナルティーだったね。異論は無いよ。その少し前のFabregas（ファブレガス）に対するファール、そしてPersie（ペルシ）に対するペナルティーかどうかの判定も仕方ないと思う。」
はい、ボス、仰る事はよく分かるんですが…。
「勝利に勝る薬なし。」
ボス、次はすっきり勝って下さい。
コンディション作りが…、どうとかこうとか聞くのは嫌です。
8月の中旬からシーズンが始まる事はずっと前から分かってた事。準備が出来ていない選手は使うのを止めましょう！
さて、プレミアを2試合、CL予備戦を2試合、計4試合戦って現在の我々の弱点が見えてきました。
１．右サイドバック
私は以前からEboue（エブエ）に対しては厳しい評価をしていた。私には彼のプレー（攻守両面）が"軽"く見えてしょうがない。世間では評価が高いようだが、Lauren（ローレン）の足元にも及ばない（世間ではLaurenからレギュラーを奪ったと言われているが…）。
プレーにムラがあり、1対1に弱く、倒れたらなかなか起き上がらない。DFにとって致命的だ。
また、ダイブが多いのも私がこの選手を好きになれない理由の一つ。
Laurenが戻るまでにはあと2ヶ月はかかるだろう…。
それまでの間、彼とFlamini（フラミニ）をこのポジションで交互で使うわけにはいかないだろうか…。
或いは、ローンに出したLassion（ラーション）、Gilbert（ギルバート）を呼び戻すとか…。
でも、ボスは彼を使い続けるんだろうなぁ…。
成長してくれればいいんだが…。
２．左サイドバック
Hoyte（ホイト）は一生懸命やってるけど、辛そうだなぁ…。
Clichy（クリシ）が戻るまでの間、それまでの間、彼とFlamini（フラミニ）をこのポジションで交互で使うわけにはいかないだろうか…。
あれっ！またFlamini？
そうか、当分の間、Arsenalの命運はFlaminiにかかっているって事か…。
３．Thierry Henry
全然精度の無いフリーキック。切れの無いパス、シュート。本人もあと1ヶ月くらいコンディショニングに必要だと言ってます…。いっそう休ませましょう！
Persie（ペルシ）がフリーキックを蹴りたそうにしてたけど、キャプテンは譲りませんでした。
誰がどう見てもPersieのキックのほうが切れてます。
間違いなくこの試合、Thierry Henryはチームの足を引っ張りました。
休ませましょう！
４．コーナーキック
コーナーキックをCescに蹴らせるのは止めましょう。
彼の蹴ったボールに可能性を感じません。
速く、鋭く回って落ちるボールを蹴ることができるキッカー（Persie）にコーナーキックは任せましょう。
あまり"批判"じみた事は言いたくないけど…。胃の激痛を我慢して90分耐えた自分へのご褒美として上記4点言わせていただきます（もっと言いたい事あるけど…）。
ではSky Sports（& hanai）のMan City戦選手評価です。
= 選手評価 =
・SkySportsの選手評価は"S：xxxxx [x]"で表記
・hanaiの選手評価は"ｈ：xxxxx [x]"で表記
■Jens Lehmann （レーマン）
S：仕事はきちんとした [６]
h：Okay [６]
■Emmanuel Eboue （エブエ）
S：元気なし [５]
h：プレーにムラあり [５]
■Kolo Toure （トゥレ）
S：孤軍奮闘 [７]
h：不安定なDF引っ張る [８]
■Johan Djourou （ジュル）
S：確実性なし [５]
h：アクロバチックプレー [６]
■Justin Hoyte （ホイト）
S：難しい午後だった [５]
h：経験を積むしかないか… [５]
■Alexander Hleb （フレブ）
S：平均以下 [６]
h：正確性が欲しい [５]
■Cesc Fabregas （セスク）
S：良いプレー生きず [７]
h：小気味良いプレー [７]
■Gilberto （ジウベルト）
S：ハードに戦った [８]
h：体力は凄い [６]
■Tomas Rosicky （ロシツキ）
S：静かだった [５]
h：遠慮がちだった [６]
■Robin Van Persie （ペルシ）
S：ポスト直撃、チャンスをミス [６]
h：絶好調だが決まらず [７]
■Thierry Henry （アンリ）
S：3つの絶好機逃す [６]
h：チューニングが狂った楽器 [５]
■Mathieu Flamini （フラミニ） *Sub
S：遅い登場 [６]
h：最後の希望 [６]
■Emmanuel Adebayor （アディバヨール） *Sub
S：流れ変わらず [６]
h：役割果たせず [５]
■Theo Walcott （ウォルコット） *Sub
S：リチャードに抑えられる [６]
h：攻めのアクセント [７]
Arsenal Number 7/hanai
Comments
AKI:
胃は大丈夫ですか？激痛だなんて…。今のArsenalには心配事が多すぎて、それで痛めてしまわれたのでしょうか？しばらく試合もありません。みんなしてしばらくゆっくり休みましょう。
Fkaminiは頼みの綱ですね。頭が上がらなくなりそうです…。
Fkaminiは頼みの綱ですね。頭が上がらなくなりそうです…。
(August 29, 2006 20:58:58)
hanai:
AKIさん、
胃痛は治りますが、この敗戦は来年の５月、プレミアが終わるまで消えないんですよね。痛いな、この敗戦。
本当にFlaminiが頼みの綱ですね。
そうそう、彼もCescも"タダ"でArsenalにやって来た選手だったな。
この時期（移籍市場）、いろいろな選手の"金額"がマスコミを賑わしていますが、選手は"金"じゃないですよね。
FlaminiやCescがArsenalの選手で良かった！
胃痛は治りますが、この敗戦は来年の５月、プレミアが終わるまで消えないんですよね。痛いな、この敗戦。
本当にFlaminiが頼みの綱ですね。
そうそう、彼もCescも"タダ"でArsenalにやって来た選手だったな。
この時期（移籍市場）、いろいろな選手の"金額"がマスコミを賑わしていますが、選手は"金"じゃないですよね。
FlaminiやCescがArsenalの選手で良かった！
(September 01, 2006 01:34:10)
london pride:
攻めていたんじゃありませんよ、攻めさせられたいたんです。全然仕上がっていません。完全に出遅れ、準備不足。ま、仕方ないでしょ、ｗ杯とか移籍騒動とか色々あったわけだし。でもギャラス来ましたね。やっとアシュリー問題解決。素晴らしい選手だったけれど、ここまでこじれたらこれがベストの結果でしょう。そして惜しいけれどレジェス放出。でもまあバプティスタは戦力として確実に計算できるでしょう。さあてこれからです。今はサイテー、底ですが、これから仕上がって行くんです。シーズンは始まったばかりだし、のっけからマンＵに離されていますが、後は上がっていくだけです。気がついたら胃痛なんて無くなっていますよ、きっと。
(September 01, 2006 22:47:08)
