Arsenal hanai blog

October 15, 2006

[Arsenal 3-0 Watford]　勝ち点"３"、確実にゲット！

疲れているんだろう…。
時おり現れる単純なミスパスがそれをもの物語っている。
パスの先にいるはずの選手がいない…。出足に切れが無い…。

しかし相手は最下位をうろうろしているWatford、負ける訳にはいかない。

予想（私の勝手な予想だが）に反して今日は4-4-2の布陣。
怪我でレギュラー3人を欠く事態にも関わらず、Walcott（ウォルコット）を左MFのポジションで先発起用。そして好調のVan Persie（ペルシ）をベンチで休ませる余裕…。
大丈夫？と思ったが、大丈夫だった！
（相手のミスに何度も助けられたが…）

軽やかにピッチを駆けるWalcott…。本当に17才？
Cesc（セスク）とRosicky（ロシツキ）が果敢に前に飛び出す。

Rosicky元気いいねぇ…。本当にいい選手だ！もうArsenalに無くてはならない選手に！
攻守に本当に元気だ！こんなに走り回れる選手だったなんて…。

そしてCesc、今日のプレーは"一皮剥けるぞ"って感じが漂ってました。
4-4-2の布陣の時のプレーに課題があったCesc。
でも今日のプレーを見ていると、4-4-2の布陣の時にでも、自分の居場所の確保とチームのコントロールの両立が攻守に渡って出来る可能性を感じさせるプレーが随所に見られました。
（あとはフィニッシュ！そして馬鹿げたミスを無くす事！）
頑張れ！Cesc!!
お前の未来は日本の秋空よりも高く澄み渡っている。

それではボスの試合後のコメントです。

■今日の大勝について…。
「我々にとって重要だったのは、空中戦を制すること、セットプレーを上手く処理することだった。キーパー（Lehmann）、4人のディフェンダー、そしてGilberto（ジウベルト）は本当に上手くプレーした。まずはディフェンス、そして試合の中でいつボールをコントロールするか、いつ得点を挙げるかがポイントだった。1点目はラッキーだったね、2点目は素晴らしかった、3点目も同様に素晴らしいゴールだったね。」

■Walcott（ウォルコット）の先発デビュー戦でしたが…。
「このレベルでさえ（プレミアのレベルでさえ）、彼は決定的な仕事をする…、彼は中盤の選手で無いのにね。私は彼を4-4-2のフォーメーションの中盤でプレーさせた。本当は4-4-2、或いは4-3-3のトップ（ストライカー）の位置でプレーさせるのが彼には合っているんだけどね。でも、彼にいいボールを供給すれば誰も彼を止められない。観たろ？私は彼が（相手）ラインの背後に出したスルーパスが好きだ。一つか二つあったね、決定的なパスが。17才…、彼は本当によくやったと思うよ。」

■他の若いプレーヤーについて…。
「そうだね…、Fabregas（ファブレガス）は正真正銘の中盤プレーヤーだ。分かる？17才の時のFabregasと今日のFabregasとは全くスタイルが違う。17才の彼は今日のFabregasに賛辞を贈ると思うよ。FabregasはTheo（テオ/Walcottのファーストネーム）にパスする事が出来るんだ、決定的な仕事が出来るTheoにね。（Fabregasのプレーが"ベテラン"のように冷静だという意味だと思う）」

■Arsenal監督10年を記念して冊子をプレゼントされたが…。
「うん、本当に名誉な事だね。監督は様々な事と向き合わなければならない。本当に名誉な事だ。選手達、クラブの経営陣、そしてファンの皆様に感謝したい、私を信頼してくれた事に対して。17年間、2つのクラブ…。これは本当に私が恵まれていたって事だ。10年前にArsenalというクラブと出合った。多分、その出会いは私のキャリアの中で一番良いタイミングだったと思う。」

この日の勝利で暫定ながら4位までポジションを上げたArsenal。
次は火曜日。モスクワでCL戦。

Toure（トゥレ）とGallas（ギャラス）が疲れているのが気になるけど頑張ってもらいましょう！
（Gallas大丈夫かなぁ…）

では、SkySports（＆hanai）のWatford戦選手評価です。

= 選手評価 =
・SkySportsの選手評価は"S：xxxxx　[x]"で表記
・hanaiの選手評価は"ｈ：xxxxx　[x]"で表記

■Jens Lehmann （レーマン）
　S：いくつかのセーブ　[6]
　h：安定していた　[7]
■Johan Djourou （ジュル）
　S：成熟した　[6]
　h：元気良かった　[6]
■William Gallas （ギャラス）
　S：良かった　[6]
　h：本調子で無かった　[6]
■Kolo Toure （トゥレ）
　S：素晴らしい　[7]
　h：疲れ見えたが安定　[7]
■Justin Hoyte （ホイト）
　S：OK　[6]
　h：攻守のタイミング悪い　[5]
■Theo Walcott （ウォルコット）
　S：ポテンシャル見せた　[7]
　h：将来性あり　[7]
■Cesc Fabregas （ファブレガス）
　S：糸を手繰り寄せた　[8]
　h：攻守に貢献　[8]
■Gilberto （ジウベルト）
　S：静かに貢献　[6]
　h：押さえどころ知っている　[7]
■Tomas Rosicky （ロシツキ）
　S：生き生きしていた　[8]
　h：突進力あった　[7]
■Emmanuel Adebayor （アディバヨール）
　S：脅威だった　[7]
　h：足りない　[6]
■Thierry Henry （アンリ）
　S：威厳あるプレー　[9]
　h：まだまだ、でも君臨　[8]
■Gael Clichy （クリシ） *Sub
　S：復帰した　[6]
　h：短いプレー時間　[6]
■Alexander Hleb （フレブ） *Sub
　S：印象に残った　[7]
　h：チームのアクセント　[7]
■Robin Van Persie （ペルシ） *Sub
　S：相手には厄介だった　[6]
　h：プレー時間短かった　[6]

◆Man of the Match◆
[表] Cesc Fabregas （ファブレガス） - 「見事なチャレンジだった」
[裏] Theo Walcott （ウォルコット） - 「"凶"と出たら悲惨な結果に。期待に応えた。」

Arsenal Number 7/hanai

Boss 10 years