Arsenal hanai blog

December 31, 2006

『エミレーツ詣で』ツアー　三日目（12月30日）　[Magical Away Tour]

エミレーツ・スタジアムを出発して約4時間半、我々の乗ったサポーター用コーチ（バス）がSheffield（シェフィールド）の街の郊外に到着する。
コーチ（バス）は、直ぐにはSheffieldの街に入っていかない…。
街の入り口で、他のサポーター用コーチ（バス）を待つ。
次々と到着するArsenalサポーター用のコーチ（バス）。そのコーチ（バス）の一団を、白バイに乗った警官隊が囲む。

街の入り口で待つ事約15分…。
サポーター用コーチは隊列を組み、白バイ隊に先導されSheffieldの街に入る。
警官隊に先導された車に乗るのは生まれて初めてだ…。
白バイ隊は、サポーター用コーチ（バス）の一団がスムースにSheffieldの街を進む事ができるよう、要所要所の交通を遮断する。
我々の乗ったサポーター用コーチ（バス）は悠々とSheffieldの街を進む…。

途中、コーチ（バス）で流れていたラジオから、ManUが同点に追いつかれたこと、Chelseaが引き分けた事が流れる。コーチの中で大きな歓声が上がる…。

Sheffieldの街はとても綺麗だ。清潔でセンスが良い…。
そんなSheffieldの街の風景に、人のかたまりが徐々に登場しだす…。Sheffieldのスタジアムに向かう、Sheffieldサポーター達だ…。
その中の幾人かが我々のバスがArsenalのサポーター用コーチだと気付き、拳を上げて何かを叫んでいる。スタジアムが近い…。

コーチ（バス）がスタジアムに着いた。
コーチ（バス）はAwayサポーター用の入り口に横付けされる。
女性の警官が我々のコーチに乗り込み、マイクで我々に幾つかの注意事項を伝える。
「皆さん、こんにちは。Sheffieldにようこそ。皆さんがこのコーチから降りる前に幾つか注意していただきたい事をお伝えします。」
「このコーチ（バス）を降りたら、直ぐそこのAwayサポーター用のゲート（入り口）からスタジアムにお入り下さい。試合が終わったら、ここにまた皆さんのコーチ（バス）が皆さんを待っています。ここからコーチに乗ってください。その時（試合が終わった後）、皆さんが笑顔でSheffieldを後に出来る事を祈ってます（Arsenalの勝利と、Sheffieldのサポーターと無用なトラブルが無くの意）。」
笑い声と歓声がコーチ（バス）の中から上がる。
いよいよだ…。

コーチ（バス）を降り、Awayサポーター用のゲート（入り口）からスタジアムに入る。
妻がゲートの係員から、
「おー、Away側か…。ここから入ったら何も考えずに左側に進みなさい。右側には行かないように。」
と注意を受ける。
言いつけに従いゲートを入り左側に進む。
どうやらAway側のサポーターはスタジアムの中でも完全に隔離されているようだ（私も妻も初めてのAwayゲーム）。この一帯はArsenalサポーターしか居ない（当然か…）。安心だ…。

座席はゴール裏2列目。
こりゃ、最高の席だ！（森田さん、ありがとう！）
しばらくするとLehmann（レーマン）が登場。我々の目の前で試合前のトレーニングを始める。
手を伸ばせばLehmannに届くような距離…。
それにしても近くで見るとLehmannは本当にカッコいい！しびれるぜ！

そして、試合開始。
そして、試合終了（試合の事は書きたくない！）。

試合終了後、追い立てられるように我々はコーチ（バス）に向かう。
（スタジアムを後にする時、随分野次を受けた）
さすがにこんなところで道草を食う不届き者は居ない様だ…。試合終了後直ぐに乗客全員が揃う。
再び白バイ隊に護送されSheffieldの街を進む。
我々に気付いたSheffieldファンが拳を上げて私たちを罵っている…。
（罵られても当然のような試合内容でしたね…。残念！）

それから約3時間半。
出発したエミレーツ・スタジアムに戻ってくる。
23時。
エミレーツ・スタジアムを出発（11時頃）してから戻ってくるまで、Sheffieldのスタジアムも含め、ずっとArsenalの空間に身を置いたままの移動でした。
Magical Away Tour、勝てたら最高だったのに…。

Arsenal Number 7/hanai

Lehmann