June 05, 2006

Ashley Cole（アシュリー・コール）という人


Pires（ピレス）がArsenalを去り、Bergkamp（ベルカンプ）が引退した。
Arsenalのレギュラー格の選手で現在去就が注目されている選手はAshley Cole（コール）とSol Campbellの二人。

両者ともArsenalとの間に"屈折"した過去を持つ。
Ashley Coleはシーズン途中にChelseaとの"密会"が暴露され"Cole Gate"事件と呼ばれる騒ぎに発展した。
Sol Campbellは自身の不甲斐ないプレーに腹を立て、Half Timeに職場を放棄し行方不明になった「"自爆"テロ失敗」の様な事件が話題になった。


両者の共通点は、
１．彼ら二人が唯一レギュラー格のイングランド人プレーヤーである
２．"事件"に対する反省の弁が現在まで無く、現在も自身の正当化を折にふれ主張している
　　（ファンを心配させた事に対する謝罪も無い）
３．Arsenal側には非が無いにもかかわらず、何故かArsenalを批判している
４．お金にうるさいプレーヤー
５．お頭（おつむ）が少々弱い（これはhanaiの主観）
の５点。

Ashley ColeはCL決勝の前後に「Arsenalてプレーしたい」と残留表明とも思える発言をインタビューで答えていた。
一方のSol Campbellは、相変わらず訳の分からぬ言動で何を考えているのかさっぱり分からない。

Ashley Coleは、Real Madrid（レアル・マドリッド）とChelseaへの移籍の噂・・・、Sol Campbellにはトルコのチーム、或いはエバートンへの移籍の噂、また引退して"俳優業"に転向するという馬鹿げた噂等々、浮かんでは消え、浮かんでは消えを繰り返している。

Ashley Cole２５歳。
世界最高の左サイドバック（と言われたりしている）。
そんな彼がArsenal批判を盛り込んだ"自叙伝"を出版するらしい。
何でも自身が起こした"事件"、そしてその"事件"でFA（イングランドフットボール協会）から処分（罰金）を受けたのは、Peter Hill-Wood（Arsenal会長）、David Dein（Arsenal副会長）、Arsene Wenger（Arsenal監督）が悪いという内容らしい・・・。
なんでそんな本を出版しようとしてるか全く意味が分からない・・・。
でも、この時期にそんな本を出版しようとしているのは、普通に考えればArsenalには残らないという意思表明なのかもしれない。
現在Ashley ColeはArsenalの支配化選手。当然Arsenalは出版の中止、或いは内容の訂正をAshley Cole側に求めているらしい。

出て行きたいならどうぞ！
私は「Arsenalてプレーしたい」というColeのインタビュー記事を何度か見て、きっとあの"事件"はColeが悪いんで無く、"お頭が少々弱い"Ash（Cole）が彼の代理人（Jonathan Barnett）に騙されて起きた事件だと思うようになっていました。
しかし、そんな本を"出版"となると、本人も"グル"としか思えません。
哀れなAsh.....

そういえば最近Mourinho（モウニーニョ/Chealea監督）が、
「Arsenalの主力を獲得するのは非常に難しい。彼等はライバルチームに絶対に彼等の主力選手を売らない。」
と発言したり、
「Roberto Carlos（ロベルト・カルロス）は素晴らしい選手だ。３３歳だがまだまだ世界屈指のプレーヤーだ。」
と"獲得"を示唆する発言を突然したりしています。

これって、Ashely Cole"獲り"のカムフラージュって匂いがしませんか・・・。
そしてこの時期に"本"の出版・・・。臭う、臭う・・・。臭い（くさい）ぞ！


チームの主力選手が出て行くのは何時だって悲しい。
でも仕方ないか・・・。

Ash!!! あなたがどういう人かが試されています。
将来に"傷"を残さないようにね！


Arsenal Number 7/hanai
Posted by hanai at 03:22:29 | from category: 　Arsenal | TrackBacks
Comments

titi_pires:

コールが出ていくのは、アーセナルにとってむしろ良い事だと思いますよー。だって、居たくないんでしょ？コールはかなりエージェントにそそのかされてるようですが、１２歳の頃から世話になってるクラブにこの仕打ちですからね。。今シーズンはまさに給料泥棒ですし。あの一件後、一切謝罪なしってのも人格を疑いますが。
ただ、キャンベルもそうですが、こういった選手をどんな事情があれ、使い続けたクラブ側の態度にも問題ありますよね。他の選手達はかなり不満だったと思いますよー。
とにかく、来シーズンはスッキリした形で迎えたいです〜。
(June 05, 2006 07:45:10)

london pride:

ベンゲルがサイドバックを獲りに行っていないところを見るとコールは残留なんでしょうねえ。もっともチェルシーがロベカルを狙うということは無いと思いますよ。彼は峠を越えたという評価でしょう。だからといって何が何でもコールというわけでもなく、あるいはザンブロッタかも知れません。モウリーニョ好みの守備力があり、何しろ獲りやすいですから。hanaiさんお言うオツムがちょっと・・・・というのは分かるなあ。彼はピッチ外の言動を見ているとノリが軽いですものね。アーセナルでやっている外国人選手は若くてもみんなそれなりにある種の覚悟を持って努力している感じがするのだけれど、それと比較したくなってしまうんですよ。
キャンベルは居場所が無くなりつつあるようですね。コロトウレもラインコントロールを覚えてきたし、スイスの対イタリア代表戦でのセンデロスとジュルのCBコンビは堂々として迫力ありましたよ。判断力はイマイチでジラにやられていましたけれど、対人の強さと高さは凄みがあり、インサイドワークを身に着ければ凄い2枚の壁になるでしょう。ミランもネスタの相棒はキブで控えとしてソルを狙っているらしいですが、ヴェンゲルのソルに対する評価を見てのものでしょうから何れにしろ放出でしょうか。
才能に満ち溢れながら精神的に未熟で失敗したフットボールプレイヤーを数多く見てきましたが、彼もそういう流れになってしまのかな・・・・・・・・。
(June 06, 2006 06:33:07)

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(June 07, 2006 20:01:27)

hanai:

titi_piresさん、
london prideさん、

Coleの残留は微妙って感じですね。
仕方ないか…。
それにしてもColeもCampbellも困ったもんですね。二人ともキャプテンを務めたいと以前コメントしてましたが、結局何も分かってないんでしょうね（Campbellは何試合か実際キャプテンを務めたが）。
(June 11, 2006 03:45:58)
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